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思いやりのすすめ 第三回「部下を上手に叱るには」

2009.10.29(00:01) 171

(今日の「仕事相談室」も昨日の続き「思いやりのすすめ」第三回です。)

上司が部下を叱る時や注意するときのポイントは、自分の心の中に「相手への思いやり」を持つことです。

心に相手への思いやりがあって注意するのと、ただ感情に流されて注意するのとでは、同じ言葉を出してもトーン、波長が違います。相手が受け取る感覚が違ってきます。

部下を向上させよう、育てよう、「部下のミスは自分の責任だ」という思いで注意することが大切です。

そして上司は決して部下を追い詰めないことです。部下がどこにも逃げられないくらいに追い詰めないでください。

追い詰められると、人は時には心を壊すときもあります。ある時には思いもかけない反撃をすることもあります。

相手を追い詰めて自分のストレスを発散している人がいるかもしれませんが、あとで痛い目を見るのは自分だと言うことを知っておいた方がいいです。


それから叱るときは、部下に期待感を込めて叱るようにしてください。

例えば、「君がこんなミスするなんてびっくりしたよ。いつもしっかりと仕事してくれているからね。でもこれは大切な仕事だからミスしないように注意してくれ。これからも期待しているからな」みたいな感じですかね。


ただ、部下との信頼感がしっかりとできている場合には、強く叱ることも時には職場に適度な緊張感ができるのでいいと思います。

キーマンで仕事ができる社員だったら、部署を代表して叱ると周りの社員がピリッとします。この場合、気をつけることは、叱られる社員が根に持つタイプだと、この方法を使うと逆効果なので止めておきましょう。ま、信頼ができる部下なら有効だと思います。


それから、私が注意するときに心がけていたことは、仮に自分が部長だとして、係長以下にミスが出たときには、その上司である課長を叱るということでした。ミスした人を直接注意したり、叱ることはあまりせずに、必ずその管理職者に注意をしていましたね。

管理職者からするとたまったものではないと思うかもしれません。しかし、管理職者というのはそうしたものなんですね。


取れる責任の大きさがその人の職務の大きさなんでしょうね。


明日は、言い方は変かもしれませんが、「部下から上司に対する思いやり」について考えてみます。お楽しみに。

<続く>

古賀光昭のビジネス相談



2009年10月29日
  1. 思いやりのすすめ 第三回「部下を上手に叱るには」(10/29)