今日は、悩みがあって眠れない人、不眠症の人へのアドバイスをいたします。
嫌なことや、懸案事項や深刻な悩みがあると、誰しも眠れない夜があるものです。
では、そんな時どうすればよいでしょうか。
一番簡単なのは、心療内科に行って、睡眠導入剤を処方してもらうことです。
心療内科というと心の病気やうつ病の人が行くところだと思って印象の悪い人もいるかもしれません。
しかしながら、心の病気は誰しもかかる可能性のあるものです。負い目なんか全くもたずに病院の先生の治療を受けましょう。
ただし、心療内科には相性があります。そのドクターに自分が合わないなと思えば、別の病院に行くようにしてくださいね。
薬に関してですが、最近は薬も良くなっています。睡眠導入剤は癖にならないものもありますから、ご心配なく。眠れない時は、薬でゆっくりと寝て、元気になったら薬を辞めるというのもいいんではないでしょうか。
薬以外の方法としては、眠れないときは本を読むのもいいですね。
ネットはあまりお勧めしません。神経が興奮することもあるので、真面目な本をじっくりと読むことをお薦めします。
また、静かにできるのが条件ですが、軽く室内運動をして、体を疲れさせることもいいですね。腕立て伏せや腹筋運動をして適度に体を疲れさせて眠るのも方法です。
最後に、眠れない人、不眠症の人への精神面へのアドバイスです。
それは、睡眠不足で死んだ人はいないという事実です。
(昔、本宮ひろ志の漫画『男一匹ガキ大将』で主人公の戸川万吉が、刑務所の中で眠れない拷問を何日も受けていましたが、息を停めて死んだふりをして窮地を脱していました。漫画の中でも死んでいません。)
睡眠不足よりも、眠れないという恐怖感を持つ方がいけません。眠れない焦りがいけません。
不眠症そのものが原因で死ぬことはないと知って焦らないようにしましょう。
人間は眠るようにできています。 大丈夫、必ず眠れます!