松下幸之助さんが、『リーダーになる人に知ってほしいこと』(PHP研究所)の中で豊臣秀吉を褒めておられる箇所があります。信長が本能寺で明智光秀に殺されたときに一番早く駆けつけたことに関してです。
松下幸之助さんは、次のように述べています。
「そのときの道徳というものは、主人の敵(かたき)とか親の敵という者とは倶(とも)に天をいただかんのや。 (中略) 相手を倒すか自分が死ぬか、同じ日のもとに生きていることは許されんというのが、当時の道徳やったわけや。 (中略) でも、誰もすぐに駆けつけて敵を討とうとしなかった。みな形勢を観望しとったわけやな。ところが秀吉は形勢を観望しなかったわけや。倶に天をいただかずやから、一時でも一秒でも早く、わしが死ぬか相手を倒すか、やらないといかんと。それが当時の道徳やから。」
「勝つか負けるかというよりも大事なことは、倶に生きていることはいかんと。 (中略) だからいちばん素直やった秀吉に運命が転がり込んできたのは当たり前やと思うな。」
松下幸之助さんは、素直に、まっしぐらに行動した秀吉が天下を取ったのは当たり前だとおっしゃっています。
日常のビジネスで限界を感じていたり、会社、職場で閉塞感を持っておられる方も多いでしょう。そういう方には松下さんの次の言葉が参考になるかもしれません。
「戦略とか戦術とか、そういうもの以上に、そのときの道徳に従うということ、これが大事やな。何が正しいかということによって決行したわけや。
勝ったらええなとか負けたら困るなとか、そんなことはもう余計なことや。
勝ってもよし負けてもよし、やるべきことはやるということや。そういう諦めがつかんと大事は決行でけへんな」
考えても結論が出ずにどうしようもないときは、「素直な心でやるべきことをやること」が、閉塞感を打破する方法だと思います。
お互いにがんばりましょう!
松下幸之助さんは、次のように述べています。
「そのときの道徳というものは、主人の敵(かたき)とか親の敵という者とは倶(とも)に天をいただかんのや。 (中略) 相手を倒すか自分が死ぬか、同じ日のもとに生きていることは許されんというのが、当時の道徳やったわけや。 (中略) でも、誰もすぐに駆けつけて敵を討とうとしなかった。みな形勢を観望しとったわけやな。ところが秀吉は形勢を観望しなかったわけや。倶に天をいただかずやから、一時でも一秒でも早く、わしが死ぬか相手を倒すか、やらないといかんと。それが当時の道徳やから。」
「勝つか負けるかというよりも大事なことは、倶に生きていることはいかんと。 (中略) だからいちばん素直やった秀吉に運命が転がり込んできたのは当たり前やと思うな。」
松下幸之助さんは、素直に、まっしぐらに行動した秀吉が天下を取ったのは当たり前だとおっしゃっています。
日常のビジネスで限界を感じていたり、会社、職場で閉塞感を持っておられる方も多いでしょう。そういう方には松下さんの次の言葉が参考になるかもしれません。
「戦略とか戦術とか、そういうもの以上に、そのときの道徳に従うということ、これが大事やな。何が正しいかということによって決行したわけや。
勝ったらええなとか負けたら困るなとか、そんなことはもう余計なことや。
勝ってもよし負けてもよし、やるべきことはやるということや。そういう諦めがつかんと大事は決行でけへんな」
考えても結論が出ずにどうしようもないときは、「素直な心でやるべきことをやること」が、閉塞感を打破する方法だと思います。
お互いにがんばりましょう!