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物事(ものごと)の本質が見えるための方法

2009.09.24(10:32) 135

昨日は、勝海舟のエピソードを交えながら、勝が物事(ものごと)の本質が見える天才だという話をしました。

勝海舟が天才であって、「一目で物事の本質を見抜いてしまう」というのは天性のものであると言ってしまうとそれまでなんですが、天才でなくても、本質を見抜く方法がないか、その方法論について考えてみましょう。


まず第一点。物事を見るときに白紙で見ることです。

人は生きてきた環境や勉強してきた知識によって、独特の考え方のフィルターを持っています。そのフィルターを通して、物事を見てしまうのでフィルターに合わせて物事が変形して見えることがあります。まずこれを防がなければなりません。

全くの白紙で、先入観なしに物事を見ようとすることですね。これが第一点です。


次に第二点ですが、直感やインスピレーションが来ていないかを感じてください。

これは何だかおかしい、理由は分からないが何か変な気がするとか、言葉では表せられないけれども、いいような気がするとかですね、直感があなたに何かを伝えようとしていたら、それを受け取ったほうがいいです。

なお、この直感は第一点の白紙の状態ができていないと正しく降りてこないのでご注意を(フィルターが曲がっていると直感も曲がっています)。


第三点は、歴史の勉強をすることです。

第二点までは、心構え的な方法論でしたが、知識的な方面から直感をサポートする必要があります。

歴史の勉強では、世界史や日本史の流れを勉強するのもいいですが、以前説明しました弁証法の考え方も参考にしておくといいでしょう(正、反、合です)。

また、仏教では「因果の理法」といい、「原因結果の法則」ともいいますが、悪因は悪果(あくか)を呼びますし(悪い原因は、悪い結果を招くこと)、良い種は良い木を産みます。必ずそうした法則みたいなものはあるので、物事の本質を見るときの参考にするとよいです。


最後、第四点です。それは物事の本質が見えている人の発想、考え方をまねることです。

勝海舟と言わずとも、現代でも物事の本質を見抜いている人はいます。そうした人の発想法なり、考え方なりをまねるのです。そうした人は、データを見るときなど独特の考え方をしています。

また何から情報を得て考えているのか、どんな本を読んで勉強しているのかも知るといいです。それを研究し、まねることもいい方法だと思います。

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2009年09月24日
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