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「人生こんなはずじゃなかった」と嘆いている人へ

2009.09.20(00:01) 131

今日は、自分が一生懸命努力していても、不可抗力のこと、自分の努力を超えたことによって、人生が変わってしまった人へ、応援メッセージをおくりたいと思います。


今回は、東京大学教授、本田静六(ほんだせいろく)博士のエピソードからお話しを始めます。

東京大学の初代林学博士となった本田静六は、若い頃はとても貧乏だったのですが、収入の四分の一を必ず貯蓄し、45歳くらいのときには、新宿区で1番の高額納税者になっています(蓄財の方法については、『私の財産告白』(本田静六著)に詳しい)。

ところが、60歳ぐらいの頃に、老後の生活費をのぞいたお金を全額寄付しています。現代のお金にすれば何十億かになるような大金です。

しかし、敗戦によって老後のお金や株券が全部パーになってしまいました。

本田静六が偉いのは、「個人の力ではいかんともしがたいことが人生には起こる、個人の努力では計り知れないことがある、それが天命というものだ」と言って、また努力し85歳のころには寄付できるお金が貯まったそうなんです。

普通の人なら、敗戦のような不可抗力のことで自分のお金や株券がパーになったら、「あのとき寄付しなければ良かった」とか考えてクヨクヨして、うつ病みたいになってしまうでしょうね。

でも、本田静六は、天命だと思って、きっぱりとあきらめたんです。そして、また一から努力をしていったんですね。


本田静六が偉かったところをまとめます。

1. 敗戦によって財産を失くすという、個人の力ではいかんともしがたい環境を恨むことなく、天命として運命を受け止めたこと。

2. 60歳になってからも、また努力して蓄財をして成功したこと。

私たちも、個人の努力を超えたところで、自分たちの境遇が大きく変化するときがあります。人によっては、解雇されたり、自分の会社が倒産したりすることがあるかもしれません。人生が思っても見ない方向に狂わされていると感じるときがあるかもしれません。

そんなときも、「これも天命だ。よし、また一からがんばろう!失ったものも、もう一度努力すれば、また同じように得られるぞ!」と前に進むことが大切だということですね。

がんばっていきましょう! 

古賀光昭のビジネス相談



2009年09月20日
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