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イスラエルとハマスの戦闘が激化。何年かしたら世界大戦になることを想定した方がよい

2023.10.08(20:09) 2803

パレスチナ自治区ガザを実効支配するハマスとイスラエルの戦闘が激しくなっています。

世界大戦につながるのは、ウクライナ対ロシアではなく、イスラエル関連ではないかなと私は推測しています。

新型コロナによって、世界が脱中国へ動きだしました。

その後、ロシアがウクライナへ侵攻し、「欧米及びウクライナ」対ロシアという図式が明確になりつつありました。

そこで、今回のイスラエルとハマスの戦闘激化です。

イスラエルの戦闘がすぐに第三次世界大戦へつながることはないでしょうが、戦闘が長引く間に他の地域(東アジア?)でも戦闘が起きて、何年かしたら世界大戦になってしまうことを想定しておいた方がいいでしょう(第三世界大戦の中心地は中東と東アジアになるのではと推測しています)。

私は新型コロナウイルスが出た時から、「これからの経営は、有事だと思って経営してください。」と述べてきました。

世界はインターネットだけではなく、物流や経済・金融でつながっていますので、中東や東欧で起きていることが日本にも影響を与えます。

今は有事(戦争中)だと思って、経営をしてください。

中東の戦争が激化したら、また石油価格が高騰します。

物流が滞り、食料やエネルギーや部材等が一部入ってこないことも予測されます。

世界は暗い方へ進んでいますので、どうか経営は有事の経営を心がけてください。

また個人としての生き残り策も考えておきましょう。

ごく最近、金が下がっていましたが、また上がるかもしれませんね。

金が変な動きをしていたので、ここで戦争を初めて儲けようとしている者がいるのかもしれません。

なんにせよ、2024年、2025年と世界経済はかなり悪化するでしょう。

日本はましだと思いますが、世界経済がどんどん悪くなるので、その影響は受けると思います。

経営者の皆さんは心してかかりましょう。



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パナソニックの停滞について思うこと

2023.06.09(22:39) 2786

最近読んだ本に『日本の大企業 成長10の法則』(網島邦夫著、日本経済新聞出版、2023年)というものがあります。

その中にパナソニックHD株式会社の代表取締役副社長の本間哲朗氏のインタビューが載っています。

そこで本間氏は、「パナソニックは日本経済の失われた30年に歩調をあわせてしまった。会社全体として厳しい構造改革を続けてきたが、成長力を復活させることはできなかった」と述べています。

私はサラリーマン時代の2000年代の前半、少しの間、当時は松下電器と言われていた松下グループ数社の営業を担当したことがあります。

その頃は、プラズマテレビと液晶テレビが競争していた時代です。

世の中的にはどちらが勝つかは分からない時代でした。

私はちょうどテレビを買い替えたいと思っていたので、松下電器のある部署の方に聞いたのです。「プラズマテレビいいですねぇ。こんど買おうかなと思っています」と私が言いますと、その人は、「辞めた方がいいよ。液晶の方がいいよ」と言われたのです。

その理由がなんだったか覚えてはいません。ただ、松下の社員が言うのだから、買わない方がいいのだなと思って、私はソニーの液晶テレビを買ったのです。

私はソニーの液晶テレビにとても満足しましたが、松下電器は約10年後の2013年にプラズマテレビから完全に撤退しました。

私が松下電器に営業に行っているときには、当時の松下電器の事業部のトップはプラズマテレビの勝利を疑っていませんでした(本心は分かりませんが、発言ではそうでした)。

しかし、10年前に松下の社員が私に「プラズマテレビは辞めた方がいい」と言っていたということは、現場レベルではプラズマテレビは液晶テレビに勝てないということが分かっていたということになります。

もし10年前にプラズマテレビから撤退していれば、貴重な経営資源を別の部門に使うことができたのです。

パナソニックは今も停滞しているようですけど、おそらく現場の声が経営者に伝わらないのでしょう。

いや、現場の声を吸い上げようと、上がしていないのでしょうね。

なんとか復活してもらいたいですけどね(ただし、構造改革や中国での売上拡大の策ではよくならないと思います)。



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今の日本の姿は3年前の「緊急経済対策第三弾への提言」に書かれていた

2023.05.21(12:54) 2784

日本経済が上向きになっています。私は何年も前からブログでこの予測をしてきました。

「ポスト中国ウィルスの時代」はどうなるのか、日本はどうなるのか

これはカンではなく、根拠があったものでして、それは自民党の政務調査会の「緊急経済対策第三弾への提言」を読んでいたからなのです。

この自民党政務調査会の「緊急経済対策第三弾への提言」は、令和2年3月31日のもので、約3年前の政策ですけれども、自民党の政策はこれに則って進んでいますので、今の状況を予測できたわけです。

緊急経済対策第三弾への提言

私は3年前のブログに「ポスト中国ウィルス」の時代に日本はどうなるのかを書いているのですが、概ね当たっていたようです。

ただし、近い未来、おそらく年内に世界での債券クラッシュ(債券の暴落)があると思うので、日本経済も影響を受けます。

それを乗り越えたら、長期的(10年スパンかな?)には、高度経済成長期のようなことが再び日本で起こるでしょう。

ところで、5月19日の日経新聞に神奈川、千葉、埼玉の7地銀が外国債券の損切りが相次いでいるという記事が載っていました。

地方銀行が本業で利益が出ている間に、外債を売却しているようです。

外債は下がっていますから、売ると売却損が出るのですけど、損失が膨らむ前に処理をして、経営基盤を整えることにしたようですね。

私が言うのもなんですが、良い判断だと思います。

まぁ、外債を買っていたのは間違いだと思いますが(笑)、外債はまだまだ下がり、そのうち暴落するものが出てくるので、大きく損をする前に売却したのは正解ですね。

地方銀行は危ない外債を買って、何十億、100億損するのではなく、もっと地元の企業、スタートアップを応援していくべきです。

国内の企業にお金を出したら、国内でお金を使うので、日本経済にも貢献しますよ。

銀行本来の使命を果たしてほしいですね。


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世界をリードしていくのは日本です

2023.05.18(22:28) 2783

最近のニュースでは、日本経済の明るい話題が多いですよね。

日経平均株価が3万円を超えたり、欧米、台湾、韓国の半導体企業が日本への投資を拡大しています。

私の住んでいる横浜市ではサムスンが半導体開発拠点を作るというニュースもありました。

また、岸田首相は半導体大手7社のトップと首相官邸で面談したそうです。企業側は日本での事業計画を説明したようですね。

日本が世界経済の中心的な存在であり、キャスティングボードを握る日が10年以内にはやってくるでしょう。

私はこのブログでずっと前から、バブルが崩壊して、真面目に経営してきたのは日本だけなので、いずれは日本が高度成長期のように発展するという予測を立てていました。

ただ、欧米や中国の経済の後退がこれからより大きく表面化するので、日本経済もその影響を受け、一旦下がると思います。

それは覚悟しておいてください。

しかし、一旦下がった後、今後起こると予想される戦争が終わった後は、日本が世界経済を牽引するリーダーになると私は見ています。

アメリカや中国ではありません。

政治的にはイギリス、オーストラリア、インド、台湾、韓国との関係を深め、経済的には中東の国々と関係を深めていくのではないでしょうか。

そして、これからの日本に大事なのはリスキリングなのは間違いないですが、スキルだけではなく、日本人が学校教育で学んだ歴史ではなく、もう一度日本の歴史を学ぶ必要あるでしょう。

日本の歴史をきちんと学べば、自国への誇りもできますし、海外の人と仕事や交流するときにもプラスになります。

日本人は気概を持たなければなりません。

世界をリードしていくのは、日本なのですよ。つまり、それは日本人なのです。



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円、リスク回避の買い

2023.03.25(21:42) 2775

今朝の日経新聞に「欧州株式市場で銀行株が下落している」という内容の記事が1面と11面に載っています。

そして、3月24日の外国為替市場では低リスク通貨とされる円が買われ、一時1ドル=129円台と約1か月半ぶりの円高・ドル安水準を付けたと書かれています。

よく、「日本は終わった~!」と言われますが、外国為替市場では、円は低リスク通貨とされているそうですよ(笑)。

外国為替市場では市場参加者がリスクを避ける際に使う通貨を「安全通貨」と呼びますが、それは米ドルとスイスフランと円のことです。

この度、米国とスイスの金融不安から円買いになったわけです。

もし日本が近々崩壊するような国であったら、外国為替市場の市場参加者が円を買うことはないでしょう。

だからあまり「日本は終わった~!」みたいな悲観論をあまり真に受けない方がよろしいのではないでしょうか。

欧米の銀行の破綻はこれからなので、まだまだ円高になると予測できます。

世界経済はこれから更に大変なことになるでしょうが、日本はまだましなので、悲観的に考えないようにしましょう。

かと言って、楽観的には考えないでくださいね。

楽観もせず、悲観もせず、お客様の方を見て、手堅く前進していきましょう。


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シリコンバレー銀行の破綻は、世界的な金融恐慌の始まりになるだろう

2023.03.16(13:44) 2772

3月10日に米国のシリコンバレーバンク(SVB)が破綻しました。

米国では2番目に大きい銀行破綻ですね。また、米国のシグネチャー銀行も破綻しました。

そして現在はクレディ・スイスが危ないという噂が出ています。

スイスの中央銀行が救済に乗り出していますが、うまくいくでしょうか?難しいと思います。

シリコンバレー銀行の破綻が報じられたときに、「リーマンショックの再来のようなことにはならないだろう」という意見が多くの専門家kら出ていました。

しかし、この破綻は氷山の一角であり、債券の含み損を抱えている銀行は世界中にあるので、世界的な金融恐慌の始まりになる可能性が高いです。

ヨーロッパやアメリカの銀行の破綻が続くでしょうし、中国、韓国その他アジアの銀行も危ないでしょう。

日本は海外に比べればましでしょうが、地方銀行や一部都銀にも危機が来ると思われます。

リーマンショック以上のことがこれから徐々に起きてくるでしょうから、皆さんも備えておきましょう。

経営しているなら、営業利益がトントンのような事業(店舗も同じです)は一日も早く撤退しましょう。

これからの経営で勝つには、不採算事業はもとより、「昨日の主力製品」である事業をいち早く撤退して、起きている変化を機会とする事業をやることです。

あまり時間はありませんよ。


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戦車の供与によって、「米国及び欧州対ロシア」の対立軸がより明確になってしまった

2023.01.26(15:27) 2748

アメリカのバイデン大統領は、ウクライナに主力戦車「エイブラムス」31両を供与すると発表しました。

アメリカに先立ち、ドイツ政府が25日に主力戦車「レオパルト2」を供与すると決め、ポーランドなどが保有するレオパルト2の提供も承認することも決まっています。

これで「米国及び欧州対ロシア」という対立軸がより明確になってしまいました。残念ながら戦術核を使った第三次世界大戦に進む可能性がますます高くなりました。

私は今年の初めの「2023年の予測 その3」に、「プーチン大統領に何かが起きない限り、この戦争は行くところまで行く」と予測していました。

2023年の予測 その3

悲惨な戦争は一日も早く終息してほしいですが、今後ヨーロッパでは物資がかなり不足すると思われるので、日本には復興支援として、それらを供給する使命が出てくるでしょう。

とにかく、ミサイルが飛ぼうが、すごいニュースが出ようが、動揺しないようにして、自分たちにできることをやっていきましょう。

「世界大戦が起きる」想定で心の準備をしておいてください。なかったら、それはそれでOKで済みます。

最悪を想定していたら、動揺して判断を誤るのを防げます。



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世界経済と日本経済
  1. イスラエルとハマスの戦闘が激化。何年かしたら世界大戦になることを想定した方がよい(10/08)
  2. パナソニックの停滞について思うこと(06/09)
  3. 今の日本の姿は3年前の「緊急経済対策第三弾への提言」に書かれていた(05/21)
  4. 世界をリードしていくのは日本です(05/18)
  5. 円、リスク回避の買い(03/25)
  6. シリコンバレー銀行の破綻は、世界的な金融恐慌の始まりになるだろう(03/16)
  7. 戦車の供与によって、「米国及び欧州対ロシア」の対立軸がより明確になってしまった(01/26)
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