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もしもドラッカーが生きているなら、コロナ禍で何を言うだろうか?

2021.06.15(23:37) 2545



現代のコロナ禍で、先が見えない不安を持っている経営者はとても多いと思います。

こうした不透明な時代にどうすれば良いかをたずねるとしたら、世界中の多くの経営者がピーター・ドラッカーに聞きたいと思うことでしょう。

残念ながら、ドラッカーは亡くなっていますので、あくまで想像ですが、ドラッカーが今生きているとしたら、どのように語るだろうかを考えてみたいと思います。

まず、ドラッカーなら、現代のコロナ禍の危機について、脅威ではなく変化として捉えることを言うでしょう。

そして、その変化を機会にする、イノベーションの機会にするようにすすめるでしょうね。

またここで注意しなければならないことは、起こっていないことを予測するのではなく、すでに起こった変化の影響を考えることです。

すでに起こっている現実が与える影響を考える必要があります。

コロナが与える影響で、それがまだ現れていないことを予測することは危険です。その予測は当たらないでしょう。

そうではなく、実際に起こっている変化をよく観察してください。知覚を使って、起こっている変化を観察しましょう。

これだけの巨大で急激な変化があるときは、今までうまくいっていた企業も変わらなければ衰退していきます。

今までうまくいかなかった企業は、チャンスだと思ってください。

問題解決志向ではなく、機会志向であり、市場志向で行きましょう。

日本は必ず変化を乗り越えていけます!


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ある複合機メーカーの経営陣の嘆き

2021.05.11(22:53) 2529

先日読んだ『ニュー・エリートの時代』(中島聡著、KADOKAWA)の中に、とある複合機メーカーの経営陣から「うちの若い連中からイノベーションが生まれてこないのでなんとかしてほしい」という相談があったことが書かれています。



このメーカーの経営陣の依頼は、そもそも間違っています。

なぜなら、イノベーションを行うには、イノベーションに挑戦できる最高の人材を自由にしなければいけないからです。つまり、「昨日の主力製品」の面倒を見させてはいけません。

しかし、ここの”若い連中”と言われる社員は、日々のルーティーンの仕事をしている人たちです。「市場が先細りの複合機の売上を何としてでも維持すべし」という指示を受けて、毎日仕事をしているのです。

そうした命令をしていて、「イノベーションをやれ」と言っても、それは無理です。


そして、この複合機メーカーの経営陣は、もう一つ大きなことで間違っています。

それは、自社が作った複合機が「先細りとはいえ、売れる」という前提で考えていることです。

イノベーションをしろと言うのなら、自社の複合機、工場、技術、市場、流通チャネルについて三年ごとに廃棄するかどうかを判定しなければなりません。

「昨日の主力製品」である”複合機”を売ることに経営資源をつぎ込むのではなく、「なぜ市場が先細りしているのか、顧客は複合機ではないものに価値を見出しているのではないか、全く新しい製品が求められているのではないか」ということを体系的に検討するのです。

ドラッカーが「企業のレントゲン写真」と名付けたライフサイクル分析を行い、システムとして廃棄を組み込む必要があります。

イノベーションを専属に行う人を配置し、イノベーションをシステムとして(毎日の仕事として)設計することです。

経営陣は、「若い連中にイノベーションの意欲がない」と嘆く前に、イノベーションについて勉強をしてください。

「企業のレントゲン写真」の方法は、ドラッカーの『創造する経営者』に書いてあります。





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座して死を待つか、前のめりに戦うか

2021.04.27(22:51) 2522



昨年8月8日のブログに、「飲食店は、朝から夜9時までの営業で成り立つように業態を変化していかなければいけない」という主旨のことを書いていました。

2021年4月27日の日経新聞では、居酒屋が酒類に頼らない別業態の出店を拡大し、収益の柱を昼間に移す」という記事が出ていました。

私がブログに書いてから9か月ほど経っていますが、変化を機会にしようと懸命に頑張っている経営者や社員がいらっしゃいます。

環境変化に応じて業態を変えていける柔軟性や行動力、企画力がある会社はいいと思います。

ただ、ほとんどの会社は大きな変化が来ても自社を変えることができず、大きな変化に飲まれてしまいます。

伝説の経営コンサルタントである一倉定さんは『一倉定の社長学シリーズ』で、「事業経営とは、変転する市場と顧客の要求を見きわめて、これに合わせて我社をつくりかえることである。」と言っています。

この言葉が、一倉定さんの社長学で一番の核になるものです。

自社をつくりかえるのは勇気がいります。

でも、環境変化に対応できなければ、生き残っていけませんよ。

極端なことを言えば、「座して死を待つか、前のめりに戦うか」です。

昨日のブログで「時間を耐える」ことを書きましたが、これは何もしないで時間を耐えるという意味ではありませんよ。

「できることを全て行って、成果が上がるまで時間を耐える」という意味です。

誰でも、変わるのは怖いものです。

でも発展は、「創造的破壊だ」と思ってください。陳腐化したものを廃棄して、イノベーションしていくことが発展になります。

勇気ある判断が大事です。


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政府に頼り切るのではなく、自分たちの会社は自分たちで守る

2021.04.24(22:04) 2519

武漢コロナウイルスによって、売上がただでさえ減っているのに、3回目の緊急事態宣言が発出され、更に企業業績は悪化することになりそうです。

3回目の緊急事態宣言は、過去のものより制限が多いので、経済へのダメージは大きくなると予測されます。多くの国民の気持ちは、今日の日経新聞の1面の見出しと同じでしょう。

(政府、自治体首長、医療界は)「1年間何をしていたのか」
(日本経済新聞 2021年4月24日)

これだけ多くの期間、制限を課せられて苦境になりますと、経営者は政府や自治体に頼りたくなると思います。

江口克彦さんによると、松下幸之助さんは、雑談で「人を頼るとか、国を頼るとか、そういう考え方は、あかんな。わしは、長く経営をやってきたけどな、人に頼ったり、政府にお願いするということは、たいていなかったな」と独り言のように話していたそうです。(参考文献、『最後の弟子が松下幸之助から学んだ経営の鉄則』 江口克彦著、2021年フォレスト出版)



政府や自治体首長の失政のせいで、企業の業績が悪化している部分もかなりあるでしょう。

行政からの補助金や支援を使えるものは使ってください。

ただし、経営の考え方の軸は、「この難局を自分たちの力で乗り切っていこう」とすることが大事です。

経営を全部、政府や自治体に頼り、依存するのではいけません。

あくまで自分たちが工夫し、営業利益をあげて、生き残っていくのだという気概を持ってください。

「政府に何とかしてもらわないと、立ち行かない。」と、全部政府任せになり、救済を願って、一時的には持ちこたえることができても、遅かれ早かれ会社は倒産するでしょう。

政府や自治体の支援は使うべきですが、考え方の中心軸は「自分たちの会社は、自分たちで守る」というものを持ってください。それが無くなってしまってはいけません。

強い組織は、強い精神から生まれます。

政府に頼り切るのではなく、変化を機会とし、会社を作り替えていってください。経営者の腕の見せ所です!



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現代のトレンドは? その4

2021.04.12(13:53) 2510



前回までのブログで3回に渡り、現代のトレンドとして、「倫理観の強い社会になりつつある」ということと、「平等の意識が強くなる」ということと、「綺麗なものが求められる」ということを書きました。

これらは良くなっている部分もあるのですが、2番目の「平等の意識」に関しては、”左にシフトしている”と言いますか、マルクス主義が形を変えて浸透してきているところもあるので、気をつけなければいけない部分でもあります。

現在の経済界に影響を与えている”SDGs”の問題点については、改めて別の機会に書こうと思います。


さて、経営者の皆様は、こうしたトレンドをどのように経営に活かしていかれるでしょうか?

「倫理観が高まっている」ということは、パワハラやセクハラなどは言うまでもなくアウトですけど、レベルを上げて、人格的にも尊敬できるリーダーにならなければならない時代になっているということです。

「自分は経営者だから、ある程度の悪いことは容認される」なんてことはない時代になっていると思ってください。

「平等の意識」については、成果が違っても同じ給料というのは止めましょう(笑)。これは差をつけてもいいのです。

経営者が平等で心がけるべきことは、接する社員の態度に差を設けないことですね。

自分に馬が合う社員を贔屓してはいけないし、どんな役職や人種の人であっても、人としての尊敬の気持ちをもって「一人の大切な社員」として接することです。

社員に意見と聞くときには、できるだけたくさんの社員とコミュニケーションをしましょう。

こういう場面で、人をえり好みするのではなく、自分をよく思っていないような相手であっても話を聞くべきだし、役職が高くない社員であっても「元気でやっていますか?」といった心遣いをした方がいいでしょう。

それから、三番目の「綺麗なもの」に関しては、職場をとにかく綺麗にしてください。改装工事の費用をケチることなく、明るく綺麗な職場を設けて下さい。

社内の色は暖色系を使うといいでしょう。暗い色や冷たい色は社員の気持ちも暗くなります(笑)。

工場などで制服を着用している会社でしたら、古い制服を廃止して、新しい制服を支給(又は貸与)しましょう。デザインは女性社員に選んでもらうといいですよ。

パソコンやスマホやタブレットも新しいものに買い替えるといいです。性能は良くなっていますから。

以上、現代のトレンドについて経営者が取り組むといいと思われるものを列挙しました。全部を書いたわけではありませんので、あとは各人で工夫していただければと思います。

頑張って行きましょう!



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現代のトレンドは? その3

2021.04.10(21:31) 2509



現代のトレンドとして、一つ目に「倫理観の強い社会になりつつある」ということと、二つ目に「平等の意識が強くなる」ということを挙げました。

三つ目は、「綺麗なものが求められる」ということです。

昭和より平成になって思うことは、街がきれいになっていることですね。環境が綺麗になる方向へ進んでいます。これもトレンドと言えばトレンドなのです。

これらは当たり前のようですが、では、皆さまの職場は綺麗に整頓されていますか?トイレは清潔でしょうか?バックヤードやスタッフルームは綺麗にしていますか?

人間は誰でも綺麗なものが好きなように思います。しかし、実際には、不潔までとはいかないまでも、綺麗にしていない職場やトイレは普通にあるのではないでしょうか。

「リモートワークだから、身だしなみはいいや」というのは止めておきましょう(笑)。

常に清潔に身だしなみを良くしておくことが、良い習慣になります。人の雰囲気は普段の習慣から出るものです。

だらしない生活をしていたり、リモートワークだからと、身だしなみをいい加減にしていたら、運気を落とすことになりますからやらないようにしてください。

清潔な身だしなみや場所の話をしました。こうしたことはお店でも職場でも、とても大切なことになります。

綺麗な職場、お店にするようにしましょう。環境整備は大事なことです。

身につけるものは高価なものではなくてもいいので、清潔なものを身につけましょう。靴は出かける前に磨いておきましょう。

皆様の会社のビジネスを一度”美という観点”から見てみるといいと思います。

美がありますでしょうか?
美しさがありますでしょうか?
製品やサービスに美がありますか?

美という観点から見た場合、何か付け足した方が良いものがあるのではないですか?

美には発展をさせる力があります。パワーがあります。

職場や広告を美の視点から見てみましょう。

製品やサービスを美の視点から見てみましょう。

美を加えることによって、新たな製品やサービスが生まれることでしょう。


< 続く >


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現代のトレンドは? その2

2021.04.09(22:31) 2508



現代のトレンドの二つ目は、「平等の意識が強くなる」ということですね。

格差を無くすというのもそうですし、ジェンダーフリーなどもそうです。SDGs(エスディージーズ)が一番分かりやすいですね。SDGsに書かれている内容のことが、今後のトレンドとして世界的に強くなっていくでしょう。

私はSDGsに対して肯定的な見方をしていませんので、SDGsの内容を勧めて言っているのではありませんよ(笑)。

日本を含め世界は、”方法論(社会的な政策)では、左傾化している”といえるでしょうね。

ただし、世界の国の国民は、コロナもあり、おそらく愛国心が強くなっていって、右傾化しているのではないでしょうか。

日本では、高齢の世代よりも若い世代の方が愛国心があると思いますし、憲法改正や自衛隊にも嫌な感じは少ないと思うのです。

ところが、若い世代の方が期待する国の政策は、「公平よりも、格差をなくし、平等がいいのではないか」というものではないでしょうか。

あくまで推測ですが、若い世代の多くは、自助努力を強調する国よりは、弱者を救済する国の方が共感するのだと思います。

だから、若い世代は「右側の考え方と左側の考え方をミックスしたような感じ」だと思うのですね。古い世代にはあまりなかった考え方ではないでしょうか。

環境や人権の問題については、古い世代は”左翼的な活動”として使っている人がいますが、若い世代は純粋に考えていると思います。

私は「自助努力や公平の考え方」をあくまで主軸にして、失敗した人には再びチャンスを与えられるようにし、困窮している人には何らかの手助けをする社会が良いと思っています。

だから、私の考えは平等の流れとは少し違うのですが、若い世代に”優しい気持ち”や愛の気持ちが強くなっている面はいいことだと思うので、公平の観点や自助努力の観点をミックスした考え方を持っていただいたらいいなと思っています。

このトレンドは、まだまだ続くでしょうね。


< 続く >


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変化をビジネスチャンスに
  1. もしもドラッカーが生きているなら、コロナ禍で何を言うだろうか?(06/15)
  2. ある複合機メーカーの経営陣の嘆き(05/11)
  3. 座して死を待つか、前のめりに戦うか(04/27)
  4. 政府に頼り切るのではなく、自分たちの会社は自分たちで守る(04/24)
  5. 現代のトレンドは? その4(04/12)
  6. 現代のトレンドは? その3(04/10)
  7. 現代のトレンドは? その2(04/09)
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