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無駄なものをどれだけ廃棄できるかが勝負の分かれ目

2016.12.15(23:47) 1704

仕事において成果を挙げるために、最も貴重なものは時間です。

それゆえ、時間をどのように作ればよいか、言葉を代えれば、無駄なものをどれだけ廃棄できるかが勝負の分かれ目になります。

会議は無駄だと分かっても、なかなか廃止できないものですが、割と無駄だと分かりやすいです(笑)。

ところが難しいのは、「無駄だ」と分かりにくいものを、「無駄だ」と気づいて、廃棄していけるかどうかです。

ドラッカー教授でしたら、「まだこれを行っていなかったとして、いまからこれを始めるかどうか」を考えて、やらないと思うものなら即廃棄すればいいとおっしゃってます。これも一つの方法ですね。

他の方法としては、”それ”にかかるコストと成果(売上、収入など)を比べてみることです。

特に難しいのは、2種類あって、一つは、前にやったときには成果が上がったものです。

もう一つは、他社がやって成果が上がっていたので真似してみたものです。

ただし、市場は常に変化していますし、他社には強みであったものが、自社では強みになっているとは限りません。成果が上がっているのかを、”何となく”ではなく、実際の数字で把握するようにしてみてください。

また、それらを遂行するためのコストも”何となく”これくらいかなではなくて、実際にいくらのコストがかかっているのかを数字を出して見比べてみるといいでしょう。

組織は基本的にあることを始めると廃棄するのが難しいものです。次から次へとすることが積みあがっていくのが普通です。

体系的に廃棄する仕組みがないのが普通だと思うので、マネージャーがリーダーシップを取って勇気をもって廃棄していくことです。

日々にやっている業務を毎月無駄なものがないかを振り返るようにするといいでしょう。

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アサヒグループの泉谷社長のお話 その3

2014.06.06(18:49) 1358

アサヒグループホールディングスの泉谷社長の講座からの学びを二度に渡ってお話しましたが、今回が最終回です。

泉谷社長が事業成功の鍵として言われてたことは、「お客様を知りつくこと」と、「それに応じた価値を提供できること」ということでしたね。

特に強調されていたのは、「お客様を知り尽くせるかどうか」、これに尽きるようです。

そして、このことに関し、人材やノウハウがある会社が成功すると話されていました。

おそらくアサヒビールには、お客様を知り尽くせる人材やノウハウがあるのでしょう。

特にノウハウはトップシークレットでしょうね。


ただ、皆様の会社でも、どうすればお客様を知り尽くせるかを、徹底して考えたらよろしいかと思います。

経営コンサルタントの故一倉定さんは、その方法として「社長のお客様訪問」を提唱されていました。

ぜひ参考にされるといいですね。


また、泉谷社長は「厳しい時代は、強いブランドが残る」と言われていました。

それゆえ、日頃からブランドを強くしておくことを薦めておられました。

ブランドは一朝一夕に強くなるものではありませんから、日頃から地道に自社のブランドを強くしていこうとすることが大切だと思います。

とても勉強になる講座で、他にもたくさん内容があったのですが、絞り込んで皆様にご紹介させていただきました。

何かの参考になりましたら幸いです。

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アサヒグループ、泉谷社長の考え方。 その2

2014.06.05(11:15) 1357

前回に引き続き、アサヒグループホールディングスの泉谷社長の講座からの学びをお話したいと思います。

泉谷社長が社長就任時にたくさんの本をかき集めて勉強されたという話を前回はしました。

ところで、泉谷社長は、幹部社員によく質問されるそうです。「既に起こった未来を発見するにはどうすればいいのですか?」や、「どういう勉強をすればいいのですか」とか、色々と質問攻めに会われるとか。


いつも「分かった。では一つだけ実行せえ!」と言って、教える方法があるそうです。

それは、毎日、新聞の一面のタイトル、なんでもいいので、タイトルの記事を見て、「それを自分に置き換えて考えてみろ」という方法です。

新聞の記事のタイトルを見て、「自分や、わが社や、わが国や、わが業界に置き換えて、毎日10分間考えろ!」ということですね。

例えば、メタボについての記事が出ていたとします。それが自社にどのような影響を与える可能性があるのか。そしてそれについて自分はどう行動すべきなのか、それを考えてみるのですね。

あるいは、法律が改正されるとします。では、ある法律が変わったら、会社に影響はないのか、自分の働き方にも変化は起きないのか、など、自分や会社や国や業界に当てはめて考えてみるのです。

それを泉谷社長は10年以上続けておられるそうです。


私はこの日のお話でたくさんの学びがありましたが、泉谷社長が現在の地位で成功しておられる核の部分はここだと思いました。

一日10分考え続ける習慣を持たれることで、ものすごく感度の高いセンサーができ、市場や世の中の変化をリアルに掴かむことに成功されているのだと思いました。


冗談だと思いますが、社員にこの話をすると3日くらいは続けますが、そのあとは誰もやらないそうです。

アサヒビールに入るような方々ですから、優秀な方が多いでしょうし、三日坊主は冗談だと思いますけど、それでも何年も続けられる人はほとんどいないでしょう。ましてや10年以上続けるなんて、それだけでも非凡です。

私もこの習慣は真似させていただこうと思います。

次回も続きを書かせていただき、終了とします。

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アサヒグループホールディングス、泉谷社長の考え方

2014.06.02(11:46) 1356

先の土曜日に、支援先の社長様から、特別公開講座のご招待を受けました。日本経営道協会様が主催していたものです。

講座では、アサヒグループホールディングス株式会社 代表取締役社長兼CEOの泉谷直木様から、「アサヒのイノベーション~過去・現在・未来~と私の経営の考え方」という題で講義がありました。

非常に参考になる内容でしたので、一部をご紹介させていただきます(なお、この講義を聴きながら、私がメモを取ったものからの紹介になります。文責は古賀にあります。)。

まず簡単にビール業界について、説明をします。

日本のビール類市場は1994年にピークを迎えています。そして、ピークから現在に至るまで市場は25%減少し、ピーク時の4分の3になっています。

泉谷社長はおっしゃっていましたが、この現象は20年前にちゃんと想定できていたそうです。人口減や働く世代の減少などで予測していたのでしょう。

業界が売上を減少させている中、アサヒは7年間伸びたそうです。すごいことですね。

そしてアサヒグループの時価総額は、創立以来最高額になっているとか。それらを成し遂げておられるのが、泉谷社長なのです。

その泉谷社長、確か2007年に社長に就任されたとおっしゃっていたと思います。

社長になったときの「行動」に私は興味を持ちました。

それまでも相当な勉強をされていたと思うのですが、社長になる段に改めて、様々な経営書をかき集めて勉強されたそうです。

コトラーや、ドラッカーや野中郁次郎さんや、ポーターなど、誰でもすぐに手に入るような書物を使って学ばれたようです。

アサヒグループを成功に導いているトップは、簡単に手に入り読める書物を使い、勉強して経営に活かしているということですね。

何が言いたかったかと言いますと、私たちの周りにはそれだけの知識があるということなんです。考える材料がたくさんあるということですね。

「経営者は決して勉強を怠ってはいけないし、学ぶことは力になるのだ」ということを改めて知ることができました。

もっと大切はお話があったのですが、長くなりましたので次回に。

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コーヒーショップの時計とマクドナルドのメニューの共通点

2013.02.08(12:30) 1245

先日、全国チェーンを展開しているあるコーヒーショップにて、夫婦でお茶をする機会がありました。

その後予定があったため、できれば予定時間に間に合うまでお茶をしようと考えました。

ちょうどコーヒーショップのカウンターの上に時計がありましたから、その時計を見て「2時45分になったら店を出ようか」と家内と話していました。

時計が45分になりましたので、店を出ることにしました。家内が先に出て、私がお金を払おうとレジに行ったのですが、前の方の会計に時間がかかり、結局店を出たのは50分ごろでした。

時間は余裕を見ていたので、レジに時間がかかっても問題はなかったのですけど、たまたま携帯で電話をしようと携帯を見ると時間はまだ44分となっていました。

「あれ、携帯の時間が違ったかな?」でも家内の時間も44分です。

「ああ、店の時計が合ってないんだ。言っといてあげよう」と、私はおせっかいにも店の前だったので、店員さんに「時計が合ってませんよ」と言いました。

そうすると店員さんは次のように言いました。

「わざと進めてあるんです。従業員はこの時計を見て仕事をするように言われています」


私は驚きましたね。


日頃コンサルタントとして企業に対し厳しいことを言うクセがついているので、はっきりと注意してしまいました。

「そんなこと、おかしいでしょ。お客様も見る店内の時計を進めておくなんて。店側の都合で運営をやってどうするの?!従業員の管理はお客様にとっては関係のないことでしょ」と言いました。

おそらくその店は従業員の管理のために5分前をやっているんだと思います。

そのために店の時計を全部5分進めているんでしょう。内部管理に目が行って、お客様の視点を見失っている例を見てしまいました。


話は変わりますが、マクドナルド2012年12月期連結決算が9年ぶりに減収減益になったと報道がありましたね。

数か月前にマクドナルドに行ったときに変化を感じていました。

メニューです。

100円マックのような安い商品がどこに書いてあるのかわからないようになっていました。

店員に聞いて、やっと書いてある場所がわかるくらいです。


しばらく経ってから、今度は息子がマクドナルドに行くと、手元のメニューが無くなったと言ってました。

そして、店の上のほうにある看板にメニューがあり、高い製品ばかりが目立つように表示されていて、商品を選びずらくなったと、ぼやいていました。

おそらく高い商品にお客様を誘導しようと策を練ったのでしょう。

これも自社の都合を中心に考えてお客様を誘導しようとした失敗例ですね。

コーヒーショップの時計とマクドナルドのメニューと全く別のものなのですが、その表れているところの元の思いは一緒だなと思いました。


自社の都合で発想するのではなく、お客様が不便や不快感を感じないかを考えないといけないですね。


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数字から目をそらさない

2013.01.15(21:04) 1225

社長様で、会社の数字を見ない方もいらっしゃるかと思います。例えば、パン屋さんとかで、パンを作るのは一所懸命なのですが、売上や経費はどんぶりで、利益がどれくらい出ているかも見ずに、奥様に経理を任せっきりという方もいらっしゃるでしょう。

こうした社長様は、例えて言うと、プロ野球でスコアをつけず、記録を取らずにペナントレースを戦っている監督兼プレーヤーようなものですね。

今日の試合だったら、自分が何打数何安打かを覚えているでしょう。

また、スコアボードに一切数字が表示されなくても、その日の試合を集中していれば何対何で、どちらのチームが勝ったかは覚えていると思います。

でも、それが毎日続けば、一体チームが何勝何敗していて、チームが何ゲーム差で何位にいて、自分の打率や打点がいくらかというのは覚えられなくなると思うんですね。

また自分だけの打率や成績だけではなく、他の選手やピッチャーの勝敗など覚えられるものではありません。


数字(財務経理の)を見ないで経営をしている社長様は、この例のような「プロ野球チームの監督兼プレーヤー」のようなものだと思います。

数字は感だけ、あるいは想像だけで扱うものではありませんね。

必ず実際の数字、売上、経費、利益を見るようにしてください。

奥さんなり、誰かが見ているからというのは無責任です。

会社の意思決定をしている人は、きちんと数字を見るようにしてください。


もし数字を見ることができないのなら、ご自分はパンを作ることに専念して、経営は違う方にお願いするのがいいでしょう。

それが責任ある立場の人の対処だと思います。


数字を見ることは難しくありませんから、現実から目を背けずに、直視していただきたいと思います。


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他人にではなく、自分の行動に目を向ける

2012.05.16(11:09) 1082

日本航空が2012年3月期決算で過去最高益を更新したと発表しました。破綻して2年あまりで、V字回復ですね。会社というのは経営者、社長、トップが代わると、変わるものだと、つくづく思った記事です。

もちろん、日航の最高益はリストラなどの痛みも伴っています。

また、会社更生法適用に伴って制度面での支援もあってのことです。

全てが「いいことずくめ」で最高益になったのではないでしょうが、稲盛和夫名誉会長の手腕は、やはり凄いと言わざるをえないでしょう。


赤字会社も、マーケットがあり、社長が変われば黒字になって、よくなるのだということですね。


でも社員の皆さん、「そうなんだよな~、うちの社長はダメだから、会社もダメなんだよな~」と思ってはいけませんよ(笑)。

そう思ってしまったら、皆さんもダメになってしまいます(笑)。

「社長がどうこう、上司がどうこう」ではなくて、“自分は何をすべきか、どう行動すれば会社にとって一番いいのか”という視点で考えてみてください。

他人を批判する目ではなく、自分の行動に目を向けるってことですね。

結局、長い目で成功する人は、人のせいにせず、自分にできることをやってきた人だと思います。

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仕事の考え方
  1. 無駄なものをどれだけ廃棄できるかが勝負の分かれ目(12/15)
  2. アサヒグループの泉谷社長のお話 その3(06/06)
  3. アサヒグループ、泉谷社長の考え方。 その2(06/05)
  4. アサヒグループホールディングス、泉谷社長の考え方(06/02)
  5. コーヒーショップの時計とマクドナルドのメニューの共通点(02/08)
  6. 数字から目をそらさない(01/15)
  7. 他人にではなく、自分の行動に目を向ける(05/16)
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