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『グランメゾン東京』と大きなビジョン

2019.10.27(15:27) 2289



先週の日曜日、ラグビーワールドカップ、日本代表が南アフリカと戦った日に、TBS系にて木村拓哉さん主演、『日曜劇場 グランメゾン東京』が始まりました。

私は録画して観ましたけど、面白いドラマでした。テンポが良く、脚本がいいですね!

昔、三谷幸喜さん脚本の『王様のレストラン』というフレンチレストランを扱ったとても良いドラマがありました。その中でいろいろなフランス料理が出ていましたけど、『グランメゾン東京』に出てくるフランス料理はそれらをはるかにしのぐ美しさです。フランス料理のレベルがかなり上がっているのでしょうね。

木村拓哉さんを始め、いい俳優さんが出ているので、今後の展開が楽しみなドラマです。

さて、第一話の中で、ビジネスに関係して次の2点が「おや」っと思いました。

第一点は、日本の高級レストランの10年生存確率は、1%だということです。

フランス料理に関わらず、全高級レストランが10年潰れずに続けられるのは、たったの1%です。ほとんど全部が潰れている、倒産しているということですね。これは厳しい数字だと思います。

現在はデフレの時代なので、低価格競争ではなく、よく付加価値の高いものを作る、付加価値の高いサービスを提供するといった高価格戦略を薦めることがあります。

しかし、実際にやってみると「100人に1人しか成功しない」ということですね。そして、お金持ちを相手にビジネスをすることは難しいことが分かります。

飲食店に限らず、高付加価値製品、サービスを提供して数年は成功しても、10年も成功し続けるのは至難の業だということです。


第2点は、木村拓哉さんが鈴木京香さんを誘って、新しいフランス料理店を創業するときの言葉です。

「世界一のグランメゾンを東京に俺たちが作ろう」という言葉ですね。

ここでのポイントは人の心を動かすようなビジョンを明確に言葉にして伝えていることです。

「世界一」という言葉が良かったのではないでしょうか。

突拍子もない言葉でも、それを発する人に可能性を感じるなら、その言葉に説得力が出てきます。

『グランメゾン東京』では、木村拓哉さんなら、それができるのではないかという実績、料理があったわけです。

会社も同じことが言えるでしょう。何か貴社で、この分野なら一番を取れるのではないかというのがあれば、それをビジョンとして掲げてみましょう。地域や分野を縮めれば、トップになれるものがあるかもしれません。

「千葉県で一番になる」、「福島県で一番になる」というような県単位から初めて、「日本で一番の〇〇になる!」、「世界一の〇〇になる!」というビジョンを立てるといいです。

世の中が縮み志向になってきているので、説得力のあるビジョンを大きく掲げた企業が良い人材を集められるでしょう。


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一つひとつの仕事が、素晴らしい「作品」という考え方

2019.04.06(19:57) 2229



田坂広志さんの著書に『仕事の報酬とは何か』(PHP文庫)というのがあります。



この本は20代、30代の方にはぜひとも一度読んでほしい素晴らしい本です。

そこには、「我々が、日々の仕事において残すものは「作品」である。我々が、心を込めて残す仕事は、一つの「作品」である。」という言葉が書かれています。

「作品」というと、音楽家の残す曲や、画家の残す絵などの芸術的「作品」を想像するでしょう。

しかし、田坂広志さんは、日々の仕事において大量に生産される製品であっても、目に見えないサービスであっても、それはまぎれもない「作品」であると述べられています。

自分たちが仕事で残すものは「作品」なのだという考えを大切にしてほしいと、田坂広志さんは書かれているのです。

精一杯に力を尽くし、心を込めて残していく一つひとつの仕事が、素晴らしい「作品」


素晴らしい考え方ですね。

心を込めて仕事をして、素晴らしい「作品」を残していきたいですね!


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明日人生が終わることを覚悟して今を生きる

2019.03.21(18:32) 2220



昨日のブログで『愛でメシが食えるかって?愛でこそ食えるんだよ』(金城幸政著、廣済堂出版)に触れましたが、続いて読んだ本が田坂広志さんの『なぜ、優秀な人ほど成長が止まるのか』(ダイヤモンド社)です。

若い方は、この本をぜひとも読むことをお薦めします。ビジネスを成功させる本というよりは、人生を拓く方法が体系的に書かれている名著です。

ところで、不思議なことに、この本でもスティーブ・ジョブズのことに触れてありました。



スタンフォード大学でのスティーブ・ジョブズのスピーチの引用です。

「もし、今日が、人生最後の日であるならば、この仕事をやりたいと思うか」と、自分に問いながら生きてきました。


私はたまたま連続して読んだ本にスティーブ・ジョブズのことに触れたものがあったので、これは何か意味があるのではないかと思いました。

そして、出した答えは、死生観でした。

その死生観とは、「明日人生が終わることを覚悟して、今日一日を生きる」という考え方だと私は考えています。

言葉を代えれば、たった一度の人生を悔いなく生ききることです(私は、人間は輪廻転生していると信じています。しかし、今回の古賀光昭という個性は一度きりです)。

人間は、ついつい自分を守ろうとします。つまり、生存し続けようと発想します。

でも、生存とは真逆の「死を見つめる」ことによって、かえって自分の生き筋が見えたり、才能が発揮されたりすることもあるのですね。

天と両親からいただいたこの命を正しく使っていこうと思いました。

奇しくも今日はお彼岸の中日です。ご先祖様に思いを向けて感謝するときでした。
ご先祖様、父、義父、ありがとうございます。



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人生の幕を閉じるときに一緒にもっていけるもの

2019.03.20(23:07) 2219



最近読んだ本に『愛でメシが食えるかって?愛でこそ食えるんだよ』(金城幸政著、廣済堂出版)というのがあります。
とても良い内容の本でした。

その中でスティーブ・ジョブズが亡くなる前に遺した言葉が書かれています。亡くなる前だということがポイントです。少し引用しますね。



ーーー 引用

私(スティーブ・ジョブズ)は、ビジネスの世界で成功の頂点に君臨した。他の人の目には、私の人生は成功の典型的な縮図に見えるだろう。しかし、仕事を除くと、喜びが少ない人生だった。人生の終わりには、富など私が積み上げてきた人生の単なる事実でしかない。
(中略)
私が勝ちえた富は、私が死ぬときに一緒に持っていけるものではない。私が持っていけるものは、愛情にあふれた思い出だけだ。これこそが本当の豊かさであり、あなたとずっと一緒にいてくれるもの、あなたに力を与えてくれるもの、あなたの道を照らしてくれるものだ。
(中略)
あなたの人生がどんなステージにあったとしても、誰もがいつか、人生の幕を閉じる日がやってくる。あなたの家族のために愛情を大切にしてください。あなたのパートナーのために、あなたの友人のために。
そして、自分を丁寧に扱ってあげてください。ほかの人を大切にしてください。

ーーー 引用終わり


私はこのブログで、世界を変える若き起業家の人たちへメッセージを書いています。その私が、こうしたスティーブ・ジョブズの言葉を紹介するのはおかしいと思われるかもしれません。

仕事は大切です。起業して社会の問題を解決していくことは尊いことです。お金を稼ぐこともいいでしょう。

しかし、自分が亡くなるときには、一緒に持っていけるものは、心の中に残り続ける思い出だけなのです。

それは、家族や恋人や友人との思い出です。可愛がったペットとの思い出という人もいるでしょう。

それと、思い出には、あなたの生き様もあります。あなたが学んできたこと、経験してきたことの全てです。


そして、あなたが亡くなった後に、あなたの与えた愛が世界に光を残すのです。



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マーケット思考

2019.03.12(23:38) 2218



このブログでは、若き起業家に「社会を変えてほしい」とメッセージを書いています。

起業家の方は元々、「貧困をなくす」だとか、「誰にでもチャンスのある社会を!」だとか、「弱者を救済する」だとか、「地方を活気づかせる」とか、いろいろと社会貢献を考えておられるでしょう。

ここで大切なことは、社会の発展や生活の向上、人々の幸せを考えることと同時に、やろうとしているビジネスが、ビジネスとして成り立つかを考えていただきたいのですね。

会社を起すということは、ボランティアではありません。

利益を出して、企業を継続させなければいけないのです。

それゆえ、社会貢献したい気持ちと同時に、マーケット思考が求められます。

お金を払ってくれるビジネスをしなければいけないのです。

どれだけ尊い仕事でも、誰もお金を払ってくれないのであれば、続けることはできません。

起業するときには、そのビジネスに需要があるか、お金を払ってくれる人が一定以上いることが条件になります。

若い時には素晴らしい理想を描けます。それは大事なことです。ただ、マーケット思考がないと、ビジネスは失敗します。



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芯の強さを持つ!

2019.03.03(20:42) 2214



起業をしようと思っている若い方は、ぜひとも「芯の強い」人物であってほしいと思います。

私がここで言っている「芯の強さ」とは、我が強いのではなく、モラル・バックボーン(道徳的支柱)をしっかりと持っていることです。

3月1日の日経新聞の「大機小機」に次のような文がありました。

天皇陛下の皇太子時代の家庭教師だった小泉信三氏は、将来の君主としての皇太子に対し次のように説いたと言います。

「『人格とその識見』が自ずから国の政治に影響し、それを身に着けるための『勉強と修養』が日本の将来の国運を左右すると考えるように」

「人格とその識見」を小泉信三氏は、モラル・バックボーン(道徳的支柱)と表現していました。

( 識見: しきけん。物事に正しい判断を下す力)

小泉信三氏の言葉は、若い起業家のみなさんも自分たちへの言葉だと受け取ってほしいです。

経営者の「人格とその識見」が経営に現れます。

だから、それを身に着けるために「勉強と修養」が必要になり、そのことが将来の日本を左右するのです。

「自分の会社なんて、一企業だ」だと思わずに、経営者の「人格と識見」が市場を創り、人々を導いていくことを忘れないでいただきたいのです。



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若い世代の給料を上げていく

2019.02.27(20:28) 2213

前回のブログでは、少子高齢化によって、日本が存亡の危機であると書きました。

勝海舟は、幕末に欧米列強の侵略によって日本は植民地になることを警告し、国防の強化、特に海軍を創設することを訴えます。

では、少子高齢化に対応するには何をすれば良いのでしょうか。

一つは他国から若い世代の移民を受け入れて、人口を増やす方法でしょう。

ここでは移民以外の方法について述べます。

子供が増えるには、前提として結婚のような男女の結びつきが必要です。

その時に影響を与えるのは、「結婚観、人生観、価値観といった精神面」と実際に「生活をしていける経済面」です。

現代の課題は、若い世代が結婚して子供を2人以上育てることができる経済的な余裕がないことです。

20代後半、30代、40代前半の人々の給料がもっと上がっていかなければなりません。

給料を上げるには、社員一人一人の努力も当然左右しますが、一番は、経営者が若い人の給料を上げていこうと思えるかどうかです。

やはり未来の鍵を握っているのは、経営者であり、起業家です。

人材教育をし生産性を上げ、若い人の給料をどれだけ上げていけるかが、今後の日本を左右します。

経営者や起業家は、「未来の日本」をまさに創っていく人たちなのです。



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若き起業家たちへ
  1. 『グランメゾン東京』と大きなビジョン(10/27)
  2. 一つひとつの仕事が、素晴らしい「作品」という考え方(04/06)
  3. 明日人生が終わることを覚悟して今を生きる(03/21)
  4. 人生の幕を閉じるときに一緒にもっていけるもの(03/20)
  5. マーケット思考(03/12)
  6. 芯の強さを持つ!(03/03)
  7. 若い世代の給料を上げていく(02/27)
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