先日の日曜日、東北で大きな地震がありました。千葉県柏市もかなり大きな揺れでした。今まで経験した東日本大震災と阪神淡路大震災の本震に次ぐ大きな揺れに感じました。
揺れる前から地震が来るような音がして、それから長く大きく揺れました。最後の方は、家が船に乗っているような感覚でした。
さて、その同じ日曜日にNHK大河ドラマ「青天を衝け」が始まりました!
今のような不況を迎えている時期に、渋沢栄一さんを主役にした大河ドラマがあるというのは本当に良いことだと思います。
私も渋沢栄一さんのことは若い頃知りませんでした。ドラッカーが尊敬していた人物の一人が渋沢栄一さんだったので、興味を持ちましたが、特にその時に調べることもなく、「そうした人がいるのだな」という感じでした。
大分それから時間が経って、渋沢栄一さんのことを何冊かの本で読みましたけど、その業績と考え方が素晴らしく、私の中では尊敬する人物の一人になっています。
大河ドラマ「青天を衝け」をきっかけに渋沢栄一さんのことを知られた方も多いかと思います。
できれば、入門書のようなものでもいいので、渋沢栄一さんの経済や経営に対する考え方を知っていただくといいと思いますね。

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現代は世界と日本の危機です。
起業家の皆さん、一緒に日本経済を救いませんか。
今はたとえ小さな光であっても、志があれば、その光は大きくなり、
あなたの会社によって救われる人が必ず出るはずです。
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揺れる前から地震が来るような音がして、それから長く大きく揺れました。最後の方は、家が船に乗っているような感覚でした。
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私も渋沢栄一さんのことは若い頃知りませんでした。ドラッカーが尊敬していた人物の一人が渋沢栄一さんだったので、興味を持ちましたが、特にその時に調べることもなく、「そうした人がいるのだな」という感じでした。
大分それから時間が経って、渋沢栄一さんのことを何冊かの本で読みましたけど、その業績と考え方が素晴らしく、私の中では尊敬する人物の一人になっています。
大河ドラマ「青天を衝け」をきっかけに渋沢栄一さんのことを知られた方も多いかと思います。
できれば、入門書のようなものでもいいので、渋沢栄一さんの経済や経営に対する考え方を知っていただくといいと思いますね。

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世界を変える若き企業家たちへ

「ひよっこ2」が放送されました。放送中に見られなかったので、録画していたものを今日見ることができました。
いや~、心が洗われました(笑)。
何か大きな山や谷を乗り越えるというお話ではないんです。特別感動的なストーリーが設定されているわけではないんです。
前作「ひよっこ」から2年経った登場人物の近況報告のドラマでした。
でも、心が温まって、なぜか泣けて、心が洗われるドラマなんです(笑)。
やっぱり岡田惠和(おかだよしかず)さんの脚本はいいですね!
登場人物が幸せに生きていることを確認できて、それでこっちも幸せになるなんて、テレビのドラマなのに「ひよっこ」のメンバーをまるで家族のように私も見ているんでしょうね(笑)。
仕事で心が荒れているなと思う方は、岡田惠和さんの脚本のドラマを見るといいですよ!
「ひよっこ」以外だと、「おひさま」や「Antique アンティーク ~西洋骨董洋菓子店」があります。
自分が忘れていた感情を思い出させてくれる脚本だと思いますね!

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世界を変える若き企業家たちへ
先日、娘と一緒に映画に行ってきました。木村拓哉さん主演、『マスカレード・ホテル』です。
娘が東野圭吾さんの小説が好きで、今回の映画化は二人で楽しみにしていました。

娘に聞いたのですが、私がたまたま買った小説の『マスカレード・ホテル』を娘に「読んでみたら」とあげたのがきっかけで、娘は推理小説が好きになり、東野圭吾さんの本が好きになったそうなんです。
だから、『マスカレード・ホテル』は娘にとって個人的に思い入れがある作品だったようですね(笑)。
そして、映画ですが、なかなか良かったです!
映画を観終わった後に、さわやかな感覚や爽快感がある映画でしたね!
木村拓哉さんと長澤まさみさんがとても良い演技をしていた映画でした。
それにしても、木村拓哉さんって、すごいですね!
”キムタク感”をスクリーンに出していましたけど、それが悪い方に出ているわけでもなく、とても好感の持てる役柄になっていました。今回の「新田刑事役」は、はまり役ではないでしょうか。
娘も東野圭吾さんの作品の映画化では一番良かったと喜んでいました。
興味のある方は劇場へ足を運ばれるといいかなと思います。

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だから、『マスカレード・ホテル』は娘にとって個人的に思い入れがある作品だったようですね(笑)。
そして、映画ですが、なかなか良かったです!
映画を観終わった後に、さわやかな感覚や爽快感がある映画でしたね!
木村拓哉さんと長澤まさみさんがとても良い演技をしていた映画でした。
それにしても、木村拓哉さんって、すごいですね!
”キムタク感”をスクリーンに出していましたけど、それが悪い方に出ているわけでもなく、とても好感の持てる役柄になっていました。今回の「新田刑事役」は、はまり役ではないでしょうか。
娘も東野圭吾さんの作品の映画化では一番良かったと喜んでいました。
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世界を変える若き企業家たちへ
今日は少し軽いお話を。アメリカのドラマで『FRINGE フリンジ』というのをご存知でしょうか?
私はまったく知りませんでした。アマゾンプライムに入って、時間があるときにちょこちょこみて、お正月過ぎにやっと全部見終わりました。シーズン1は、2008年なんで、「今頃その話?笑」という方もいらっしゃるでしょうね(笑)。
シーズン1の方は、グロテスクなシーンが結構あって、その点は私は苦手でした。
しかし、シーズン5までで全100話になるんですけど、最初からこのストーリーを組み立てていたとしたら、凄いなぁと思います。脚本を書いている人は、かなり頭がいいですね。ほんと良くできているドラマです。日本で、ここまでのドラマはなかなか制作できないでしょうね。
物語は、おぞましい事件をFBIの捜査官と科学者がチームを組んで解決していくというのが大きな流れです。
そこにパラレルワールドがからんできます。
『フリンジ』を観て、パラレルワールドのイメージが少しできるようになりました(笑)。
ただ、このドラマの中心は親子の愛を描いているところです。
そこがまたこの作品が”ただものではない”のですよね(笑)。
おどろおどろしいシーンを上手に”よそ見”しながら(笑)、シーズン2まで見て頂いたら、続きが見たくなる作品だと思いますよ。
アマゾンプライムに入っておられる方は、一度ご覧になるといいのではないでしょうか。
私はまったく知りませんでした。アマゾンプライムに入って、時間があるときにちょこちょこみて、お正月過ぎにやっと全部見終わりました。シーズン1は、2008年なんで、「今頃その話?笑」という方もいらっしゃるでしょうね(笑)。
シーズン1の方は、グロテスクなシーンが結構あって、その点は私は苦手でした。
しかし、シーズン5までで全100話になるんですけど、最初からこのストーリーを組み立てていたとしたら、凄いなぁと思います。脚本を書いている人は、かなり頭がいいですね。ほんと良くできているドラマです。日本で、ここまでのドラマはなかなか制作できないでしょうね。
物語は、おぞましい事件をFBIの捜査官と科学者がチームを組んで解決していくというのが大きな流れです。
そこにパラレルワールドがからんできます。
『フリンジ』を観て、パラレルワールドのイメージが少しできるようになりました(笑)。
ただ、このドラマの中心は親子の愛を描いているところです。
そこがまたこの作品が”ただものではない”のですよね(笑)。
おどろおどろしいシーンを上手に”よそ見”しながら(笑)、シーズン2まで見て頂いたら、続きが見たくなる作品だと思いますよ。
アマゾンプライムに入っておられる方は、一度ご覧になるといいのではないでしょうか。
世界を変える若き企業家たちへ
読書の秋といいますが、私が最近読んだ本の一つは次のものです。
私は普段小説は読まないのですが、テレビで『流星の絆』を見て、東野圭吾さんの本を読みたくなり、『私が彼を殺した』を選びました。
この本をご存知ではない方のためにザッと説明をしますと、本の中で犯人の名前は明かされません。容疑者は3人いまして、その容疑者の視点で各章が語られます。
その事実の語りの中に犯人を特定する情報が全て書かれていて、読者に誰が犯人かを当てさせる趣向です。
分からない人のために巻末に袋とじがあり、そこに犯人のヒントが書かれています。
お恥ずかしい話ですが、私は袋とじを破って解説を読んでも犯人が分かりませんでした。(笑)
容疑者以外の人が真犯人ではないかと深読みをして、結局間違っていたのです。
あんまり考えすぎるのはいけませんね(笑)。
きちんと内容を抑えて読めば犯人が分かるようになっています。ある意味、良く出来た推理小説です。
それほど時間もかからずにいっきに読めると思いますので、ご興味のある方はどうぞ。
追伸 私も推理小説を書いてみようかなと思いました。(笑)
題して、『桜塚高校殺人事件』
場所は、大阪府豊中市にある高校が舞台。その高校の名前は桜塚(さくらづか)なのに、壁面に”梅”が使われている奇妙な学校。
柔道の授業中、一人の男子生徒が死亡する。最初は事故死と考えられたが、柔道着から猛毒が発見された。
柔道着は巨大な箱に全員分が入っていて、被害者はその中の一つを取って、殺されていた。
これは無差別殺人なのか、それとも特定の人を狙った殺人なのか?
梅は何かのメッセージなのか?
大阪府警は、物理学者である江崎、通称”アルキメデス”に、この難事件の解決を依頼する。
(これらは全て冗談です。作品化されることは永久にありません。(笑))
![]() | 私が彼を殺した (講談社文庫) (2002/03/15) 東野 圭吾 商品詳細を見る |
私は普段小説は読まないのですが、テレビで『流星の絆』を見て、東野圭吾さんの本を読みたくなり、『私が彼を殺した』を選びました。
この本をご存知ではない方のためにザッと説明をしますと、本の中で犯人の名前は明かされません。容疑者は3人いまして、その容疑者の視点で各章が語られます。
その事実の語りの中に犯人を特定する情報が全て書かれていて、読者に誰が犯人かを当てさせる趣向です。
分からない人のために巻末に袋とじがあり、そこに犯人のヒントが書かれています。
お恥ずかしい話ですが、私は袋とじを破って解説を読んでも犯人が分かりませんでした。(笑)
容疑者以外の人が真犯人ではないかと深読みをして、結局間違っていたのです。
あんまり考えすぎるのはいけませんね(笑)。
きちんと内容を抑えて読めば犯人が分かるようになっています。ある意味、良く出来た推理小説です。
それほど時間もかからずにいっきに読めると思いますので、ご興味のある方はどうぞ。
追伸 私も推理小説を書いてみようかなと思いました。(笑)
題して、『桜塚高校殺人事件』
場所は、大阪府豊中市にある高校が舞台。その高校の名前は桜塚(さくらづか)なのに、壁面に”梅”が使われている奇妙な学校。
柔道の授業中、一人の男子生徒が死亡する。最初は事故死と考えられたが、柔道着から猛毒が発見された。
柔道着は巨大な箱に全員分が入っていて、被害者はその中の一つを取って、殺されていた。
これは無差別殺人なのか、それとも特定の人を狙った殺人なのか?
梅は何かのメッセージなのか?
大阪府警は、物理学者である江崎、通称”アルキメデス”に、この難事件の解決を依頼する。
(これらは全て冗談です。作品化されることは永久にありません。(笑))
世界を変える若き企業家たちへ
『殷周伝説』(いんしゅうでんせつ)という漫画をご存知でしょうか? 『鉄人28号』や『三国志』を書いた横山光輝さんの漫画です。
副題は「太公望伝奇」(たいこうぼうでんき)となっていまして、太公望呂尚(りょしょう)が主役です。
横山光輝さんは「史記」と「封神演義」などを題材にして、この作品を7年かけて書いたそうです。
前から太公望に興味を持っていたのですが、太公望の活躍した小説を読むことはなかったので、漫画を通してですが、太公望のことを知ることができて良かったです。
この『殷周伝説』を読むと、後の『三国志』が、太公望を中心とした殷や周の話を元に創られたものだという気がします。
『項羽と劉邦』の軍師張良が譲り受けた兵法書「六韜」(りくとう)は、太公望が書いたといわれています(史実は後世の人物が書いたように言われていますが、おそらく太公望呂尚が指南していた兵法が伝聞で残り、誰かがまとめたのではないかと推測します)。
諸葛孔明も「六韜三略」をそらんじていたと言われますが(「三略」も太公望の作と言われますが、後世の人がまとめたのでしょう)、自らを太公望になぞらえて丞相(じょうしょう)と名乗っていたと思います。
『殷周伝説』の内容はとても古い時代なので、どこまでが本当の話かは分からない面があります。
しかしながら、こういう本は「史実がどうか」という読み方ではなくて、「面白いかどうか」で読んだ方がいいのでしょうね。
私は話としては『三国志』よりも面白いのかなと思いました。(^^)
私を含めて日本人の多くは、シナの人物の知識というと『項羽と劉邦』と『三国志』に出てくる人物に偏っているところがあります。
殷と周の時代にも、個性的なキャラクターが一杯出てきて、色々な展開があるので、ご興味のある方はぜひ。
![]() | 殷周伝説 全22巻―太公望伝奇 (希望コミックス) (2005/08/01) 横山 光輝 商品詳細を見る |
副題は「太公望伝奇」(たいこうぼうでんき)となっていまして、太公望呂尚(りょしょう)が主役です。
横山光輝さんは「史記」と「封神演義」などを題材にして、この作品を7年かけて書いたそうです。
前から太公望に興味を持っていたのですが、太公望の活躍した小説を読むことはなかったので、漫画を通してですが、太公望のことを知ることができて良かったです。
この『殷周伝説』を読むと、後の『三国志』が、太公望を中心とした殷や周の話を元に創られたものだという気がします。
『項羽と劉邦』の軍師張良が譲り受けた兵法書「六韜」(りくとう)は、太公望が書いたといわれています(史実は後世の人物が書いたように言われていますが、おそらく太公望呂尚が指南していた兵法が伝聞で残り、誰かがまとめたのではないかと推測します)。
諸葛孔明も「六韜三略」をそらんじていたと言われますが(「三略」も太公望の作と言われますが、後世の人がまとめたのでしょう)、自らを太公望になぞらえて丞相(じょうしょう)と名乗っていたと思います。
『殷周伝説』の内容はとても古い時代なので、どこまでが本当の話かは分からない面があります。
しかしながら、こういう本は「史実がどうか」という読み方ではなくて、「面白いかどうか」で読んだ方がいいのでしょうね。
私は話としては『三国志』よりも面白いのかなと思いました。(^^)
私を含めて日本人の多くは、シナの人物の知識というと『項羽と劉邦』と『三国志』に出てくる人物に偏っているところがあります。
殷と周の時代にも、個性的なキャラクターが一杯出てきて、色々な展開があるので、ご興味のある方はぜひ。
世界を変える若き企業家たちへ
先日、CS放送で「ベン・ハー」をやっていまして、録画して何十年ぶりかに見ました。今日はその感想です。
「ベン・ハー」を最初にテレビで見たのは、小学6年だったか、中学生だったか忘れましたが、強烈に印象に残っていたのは、ガレー船のシーンです。
チャールトン・ヘストンが演じるベン・ハーが、無実の罪でガレー船の漕ぎ手になってオールを漕がされるシーンがあります。重苦しい音楽と漕ぎ手にリズム与える音が流れて、ヘトヘトになりながら、オールを漕いでいるチャールトン・ヘストンの姿が子供心にも焼き付いていて、「嫌なシーンだったな」という印象でした。(笑)
2度目は、20代だったと思いますけど、もう少しストーリー全体を見ることができて、その時の印象は「これは、キリストの映画であって、ベン・ハーはおまけじゃないの?」というものでした。
今回改めて「ベン・ハー」を見ると副題に「キリストの物語」となっていて、やはり「イエス・キリスト」が主題の映画だったんですね。今頃気づきました。(笑)
若い頃は長い映画だと思っていたんですけど、今見ると退屈することなく、あっという間に見れる映画でした。
さて、この映画の中で、敵を憎むベン・ハーに対し、キリストの説教を聴いた女性が「ナザレの人は、汝の敵を愛せよ。敵を許せ」と言っていたと諭そうとするところがあります。
憎しみによっては誰も救われないというところを、この映画では、言いたかったのかもしれません。
ただ、イエス以降のキリスト教徒が「敵を愛する」とか、「敵を許す」といった美徳を実行しているかといえば疑問がありますよね。
私が思ったのは、宗教の場合、開祖の教えの内容だけではなく、それを継続して残し伝える「組織」(この場合は教会)がどういった思想を持つのかということが無茶苦茶大きいということです。
キリスト教のように開祖のイエスが「汝の敵を愛せよ」と残しても、教会が「異教徒は殺しても構わない」という解釈をすれば、それが十字軍になったり、戦争になったりして実行されてしまうということになるんですかね。
だから、組織が内部にどのような思想や考え方のクセを持っているかは、とても注意すべきことだと思いました。
ところで、「ベン・ハー」で一番有名なのは「戦車競走」のシーンだと思います。CGのない時代にどうやって撮影したのだろうと思う驚きのシーンです。
荒木飛呂彦さんの『ジョジョの奇妙な冒険』第二部で、ジョセフがワムウと戦車戦で戦うシーンは、「ベン・ハー」の影響でしょうね。
ワムウといえば、必殺技「神砂嵐」(かみずなあらし)というのを持っています。私はこの技の名前は「仮面の忍者赤影」に出てきた闇姫(やみひめ)の髪嵐(かみあらし)から来ているのではないかなと推測しています(笑)。
「ベン・ハー」は映画としては、最も完成度の高いものかもしれませんね。お薦めの映画です。
![]() | ベン・ハー 製作50周年記念リマスター版(2枚組) [Blu-ray] (2012/11/07) チャールトン・ヘストン、スティーブン・ボイド 他 商品詳細を見る |
「ベン・ハー」を最初にテレビで見たのは、小学6年だったか、中学生だったか忘れましたが、強烈に印象に残っていたのは、ガレー船のシーンです。
チャールトン・ヘストンが演じるベン・ハーが、無実の罪でガレー船の漕ぎ手になってオールを漕がされるシーンがあります。重苦しい音楽と漕ぎ手にリズム与える音が流れて、ヘトヘトになりながら、オールを漕いでいるチャールトン・ヘストンの姿が子供心にも焼き付いていて、「嫌なシーンだったな」という印象でした。(笑)
2度目は、20代だったと思いますけど、もう少しストーリー全体を見ることができて、その時の印象は「これは、キリストの映画であって、ベン・ハーはおまけじゃないの?」というものでした。
今回改めて「ベン・ハー」を見ると副題に「キリストの物語」となっていて、やはり「イエス・キリスト」が主題の映画だったんですね。今頃気づきました。(笑)
若い頃は長い映画だと思っていたんですけど、今見ると退屈することなく、あっという間に見れる映画でした。
さて、この映画の中で、敵を憎むベン・ハーに対し、キリストの説教を聴いた女性が「ナザレの人は、汝の敵を愛せよ。敵を許せ」と言っていたと諭そうとするところがあります。
憎しみによっては誰も救われないというところを、この映画では、言いたかったのかもしれません。
ただ、イエス以降のキリスト教徒が「敵を愛する」とか、「敵を許す」といった美徳を実行しているかといえば疑問がありますよね。
私が思ったのは、宗教の場合、開祖の教えの内容だけではなく、それを継続して残し伝える「組織」(この場合は教会)がどういった思想を持つのかということが無茶苦茶大きいということです。
キリスト教のように開祖のイエスが「汝の敵を愛せよ」と残しても、教会が「異教徒は殺しても構わない」という解釈をすれば、それが十字軍になったり、戦争になったりして実行されてしまうということになるんですかね。
だから、組織が内部にどのような思想や考え方のクセを持っているかは、とても注意すべきことだと思いました。
ところで、「ベン・ハー」で一番有名なのは「戦車競走」のシーンだと思います。CGのない時代にどうやって撮影したのだろうと思う驚きのシーンです。
荒木飛呂彦さんの『ジョジョの奇妙な冒険』第二部で、ジョセフがワムウと戦車戦で戦うシーンは、「ベン・ハー」の影響でしょうね。
ワムウといえば、必殺技「神砂嵐」(かみずなあらし)というのを持っています。私はこの技の名前は「仮面の忍者赤影」に出てきた闇姫(やみひめ)の髪嵐(かみあらし)から来ているのではないかなと推測しています(笑)。
「ベン・ハー」は映画としては、最も完成度の高いものかもしれませんね。お薦めの映画です。