タイトル画像

人事の意向を正しく伝える

2017.12.14(23:46) 1933

さて、前回までお話しましたように、模造紙に部署名を書いた付箋を貼り、その下に適した人の名刺を置いていきますと、場合によっては「置く場所がない名刺」が出てきます。

まぁ、”必ず”というわけではありませんが、大抵の会社ではそういう人がいるのではないでしょうか。

経営トップから見ると、管理職者に向いていないという人材です。

一般職で、管理職者に使われる人だと大きな問題にはなりにくいのですが、管理職者で不適応のな人がいると組織に害をなします。


そうなると、新しい組織で配置する部署がない人をどうすればよいかということになります。

ベターな部署に配置するしかありません。

辞めていただくという方法もありますけれども、そもそもリストラという発想をしてこなかったので、そういう人が管理職者をやっていたと思いますから、辞めてもらう判断をするのは難しいでしょう。

また、辞めてもらうのがベストの判断とも限りません。

その人に本当に適した部署がないかをよく考えてみるべきです。

信頼できる人がいるならば、非公式にその人の強みを聞いてみるのも良いでしょう。ただし、管理職者として適していないならば、一般職になってもらうか、専門職で会社に貢献してもらうかを決めて、それを説得しなければなりません。

人事には時間をしっかりとかけてください。よく考えて、検討した上で人事の決定をしてください。

そして、なぜこうした組織にしたかを、経営トップは管理職者に”個別に”説明をして、その後は全員に経営トップから説明をしてください。

人事の意向を正しく伝えないと、会社がバラバラになります。

人事の結果に社員は納得はしないかもしれませんが、理解をしてもらう必要はあります。

組織の改善には誰かの不満などはつきものです。

経営トップは信念を持って、改善する理由とビジョンを説明し、より良い会社に導いてください。





いつも応援クリックありがとうございます! 心から感謝申し上げます!!

------------------------------------------------------------------------
古賀光昭へのお仕事の御依頼はこちらから
    
経営コンサルタント古賀光昭の公式サイト

社長の悟りを高めて、経営力を上げる経営コンサルティング 「仏教的経営成功法」
ぜひ一緒に仕事をしましょう!御連絡をお待ちしています!
------------------------------------------------------------------------

古賀光昭の経営相談室



タイトル画像

組織を改善する具体的な方法

2017.12.13(15:31) 1932

今回は、組織を改善する方法について述べていきます。

まず、用意するものは大きめの模造紙か、大きなカレンダーの裏(無地)の部分です。

それと大きめ付箋と社員の名刺を用意してください。

付箋には、経営戦略を完遂するのに必要とされる部署名をマジックで書きます。

例えば、社長だとか、営業部だとか、マーケティング部だとか、製造部だとか、物流部だとか、経理課とかです。会社の戦略に必要だと思うライン、スタッフ部門を書き出します。

その時に現在の組織構造や組織体制にはとらわれないでください。白紙で考えます。

そして、模造紙にその部署を記載した付箋を貼っていきます。

貼っていって、付箋に書いたものが違うなと思えば、書き直してください。現状の人を無視して、一番ベストのものを作ります。

大抵は、現状の組織よりシンプル又はスリムになっていると思います。逆に、今まではなかった部門も一つくらいはあるでしょう。

組織のあるべき姿ができましたら、次に現状の社員を当てはめていきます。

この時に社員の名刺を使います。

部門のマネジャー、管理職者から埋めていってください。

この場合も、現状の役職を当てるのではなく、ベストだと思う布陣を引いてください。現在は平社員であってもマネジャーに適任だと思えば部署の下に名刺を置きます。逆に、現在はマネジャーであっても、ふさわしくないと思う人であれば部署の下に名刺を置かないようにしてください。

ポイントは、現状の役職、ポジションを無視して、あなた(経営者)がベストだと思う人員を配置してみることです。

長くなりましたので、続きは次回に。




いつも応援クリックありがとうございます! 心から感謝申し上げます!!

------------------------------------------------------------------------
古賀光昭へのお仕事の御依頼はこちらから
    
経営コンサルタント古賀光昭の公式サイト

社長の悟りを高めて、経営力を上げる経営コンサルティング 「仏教的経営成功法」
ぜひ一緒に仕事をしましょう!御連絡をお待ちしています!
------------------------------------------------------------------------

古賀光昭の経営相談室



タイトル画像

会社の問題を解決するには組織を変えるのが一番効果的

2017.12.12(22:39) 1931

会社で何か問題が起きている場合に、それを解決するのに一番効果的な方法は、組織を変えることです。

「社員のモチベーションが上がらない」、「なぜか生産性が上がらない」、「社員間のコミュニケーションが悪い」など、様々な問題は組織を改善することによって大きな成果を上げることが可能です。

では、組織にどのような不具合があるから、それが問題として現れているのでしょうか?

一つは、経営戦略に従った組織体制になっていないことです。

例としてあるのは、「人の都合に合わせた組織」になっている場合ですね。

もっと具体的に言うと、「その人のために部署を作っている」というものです。古株の管理ポストを維持するために、部署が不必要にたくさんあるということはないでしょうか?


もう一つの例は、昔から”その組織”だから、そのままやっているというケースです。

市場環境が変化しているにも関わらず、ずっと前からそうしてきたので、その組織以外は考えたことがないという場合です。不必要にラインがたくさんあるというのはないでしょうか?

そのほかにも、社長が見栄を張って、「部署がやたらとたくさんある」というのもあるかもしれませんね。


それから、組織の不具合の2つ目は、適材適所になっていないケースです。

マネジメントができない人が管理職者になっている場合や、その人の強みを活かした配置になっていない場合が当てはまります。

営業が苦手な人が営業をやっていたり、必ず部下を潰すような人が管理職をやっていたりすることですね。


では、どうやってこの組織を改善していくか?ですよね。

続きは、次回にお話します。




いつも応援クリックありがとうございます! 心から感謝申し上げます!!

------------------------------------------------------------------------
古賀光昭へのお仕事の御依頼はこちらから
    
経営コンサルタント古賀光昭の公式サイト

社長の悟りを高めて、経営力を上げる経営コンサルティング 「仏教的経営成功法」
ぜひ一緒に仕事をしましょう!御連絡をお待ちしています!
------------------------------------------------------------------------

古賀光昭の経営相談室



タイトル画像

店舗は社長の心が表れる

2017.12.11(23:58) 1930

先日、あるイタリアレストランで食事をしました。料理の味は、美味しくて良かったです。

ところが残念ながら、そのお店は環境整備ができていませんでした。

まず、椅子に座ろうとしましたら、食べかすと水が椅子に落ちていました。

さすがに座れなかったので、お店に人に拭いてもらい席に着きました。

次に気になったのはメニューでした。メニューの中身ではなく、メニューを入れているカバーが、くたびれて傷んでいたのです。

そのお店は美味しい料理とこじゃれた雰囲気を売りにしていると思うのですが、メニューが痛んでいて、店の雰囲気とアンバランスでした。

また、グラスを逆さにして吊るす演出をしていましたけれども、そのグラスにホコリが溜まっていました。

私は飲食店の環境整備のコンサルティングをすることもあるので、結構気になってしまうのですね(笑)。


別の日に、和菓子屋さんへ行きました。そこでは買った和菓子を店内で食べられるようにテーブルとイスが置いてあります。

そこに座ってきんつばを食べていたのですけど、その和菓子屋さんの店員さんはお客様が少ない時に、ガラスケースを拭いていました。おそらく社長の方針でお客様が少ない時にガラスケースをピカピカに磨くようになっているのでしょう。

よく見ると、床も綺麗に掃除されていました。

私は店員さんに「環境整備をよくされていますね。社長の方針ですか?」と聞きますと、店員さんは「はい。」と返事されていました。

店舗は、社長の心を表します。

社長の心が、店舗のイスにも床にもガラスケースにもメニューにも現れます。

店舗の姿が、社長の心そのままだと言えるでしょう。

ただし、社長や店長が、環境整備をどこまでやれば良いか分かっていないことがあります。

汚いものをほったらかしにしているというのではなく、「どの状態だと汚いのか」というレベルが分からないお店もあるのです。

自分たちでは汚れのレベルが当たり前になっていて、分からないところがありますので、第三者に聞いてみるとよろしいですよ。




いつも応援クリックありがとうございます! 心から感謝申し上げます!!

------------------------------------------------------------------------
古賀光昭へのお仕事の御依頼はこちらから
    
経営コンサルタント古賀光昭の公式サイト

社長の悟りを高めて、経営力を上げる経営コンサルティング 「仏教的経営成功法」
ぜひ一緒に仕事をしましょう!御連絡をお待ちしています!
------------------------------------------------------------------------

古賀光昭の経営相談室



タイトル画像

給料を上げられない会社がするべきこと

2017.11.16(23:52) 1917

ニュースなどで人手不足という言葉をよく目にします。

そういえば、来年4月の新卒者の6割が内定を辞退したというニュースもありました。売り手市場なので、より良い条件の会社に内定者が移っているのでしょう。

今の日本は、仕事を選びながら、いつでも就職できる環境になりつつあるのかもしれません

私も求人サイトを少し見てみました。

しかし、給料は安いですね。

私は管理系のマネジャーの仕事で見たんですけど、年収ベースで「安いなぁ」と思いました。

こんなことを書くと経営者の方に怒られますが、求職者に経営者レベルのスペックを求めているのにも関わらず、給与はそれほど良くないのです(具体的に書くのは控えます)。

雇う側は、ものすごく高いレベルを求めているんですけど、それに見合う給料は出せないというところなのでしょう。

日本はずっとデフレだったので、給料を安く抑えることが染みついているようです。

給料を上げられない会社は、とにかく会社の魅力を上げるしかありません。

会社の魅力を上げるには、経営者が魅力ある人になることが必要です。

では、経営者の魅力を上げるにはどうすれば良いのでしょうか?

それは、経営者が社員に対して愛の心を持ち、経営に対する知恵を備え、謙虚な姿勢で、かつ大きなビジョンを持っていることです。

人が情熱を注げるビジョンを持っていて、そのビジョンを実行する意志のあるリーダーに人はついていきたいと思うはずです。

「こういうリーダーになりたい」と思われるなら、経営計画書を策定すると、その道しるべができます。

そのためには自己研鑽が必要ですが、これからの時代は単に金儲けがうまいというだけでは人心が離れ、長く成功しないでしょう。

社員が心からついていきたいと思うようなリーダーにならないと、経営が成り立たない時代に段々なってくると思います。

人手不足は、経営者にイノベーションを迫ることになります。




いつも応援クリックありがとうございます! 心から感謝申し上げます!!

--------------------------------------------------------------------------
古賀光昭へのお仕事の御依頼はこちらから
    
経営コンサルタント古賀光昭の公式サイト

乱気流の時代に勝つ仏教の智慧 「仏教的トップマネジメント」
ぜひ一緒に仕事をしましょう!御連絡をお待ちしています!
--------------------------------------------------------------------------

古賀光昭の経営相談室



タイトル画像

人がつくったものは、遅かれ早かれ陳腐化する

2017.11.15(22:01) 1916

昨日のブログで、3年頑張って成果が出ない時には、努力の方向性を変えるのを検討した方が良いというお話をしました。

これは経営についても同じで、ドラッカーによれば、イノベーションに優れた会社は、ほぼ三年ごとにすべての製品、プロセス、技術、サービス、市場を見直し、この製品やサービスをいま手がけていなかったとしてなお始めるかを問い、答えがノーであれば、どのようにして撤退するかを検討します(『実践する経営者』、P・F・ドラッカー著、ダイヤモンド社参照)。

なぜこうした考えをするかといいますと、製品、プロセス、技術、サービス、市場のすべてが陳腐化するからです。ドラッカーは、「人がつくったものは遅かれ早かれ陳腐化する」と述べています。

また、近年は陳腐化のスピードが早くなっています。

ですから、自社の製品やサービスに固執しないことが大切です。

自社の製品、技術やサービスが競合他社によって陳腐化する前に、体系的に廃棄することが必要です。

3年ごとに見直しは必要ですが、それだけではなく、毎月「売上高年計表」を見て、売上の傾向を見るようにしてください。

製品やサービスの陳腐化は、売上高年計表に現れると思いますので。




いつも応援クリックありがとうございます! 心から感謝申し上げます!!

--------------------------------------------------------------------------
古賀光昭へのお仕事の御依頼はこちらから
    
経営コンサルタント古賀光昭の公式サイト

乱気流の時代に勝つ仏教の智慧 「仏教的トップマネジメント」
ぜひ一緒に仕事をしましょう!御連絡をお待ちしています!
--------------------------------------------------------------------------

古賀光昭の経営相談室



タイトル画像

大塚家具はヤバイですね

2017.11.07(22:59) 1909

大塚家具はヤバイですね。2016年12月期は45億円の赤字で、2017年12月期は43億円の赤字見通しらしいです。

何よりも良くないのが、現預金の減り具合です。2015年末に109億円あった現預金が2017年9月末には20億円強に急減しています。これはひどい状態ですね。このままいくと来年度にも資金ショートになります。

日経新聞によると、貸会議室のVBから10億円の出資を受け、店舗の一部を貸会議室として有効活用しようとしています。

これはうまくいかないでしょう。なぜなら、家具を売ることと貸会議室のシナジーがありませんから。

それに万が一、貸会議室がうまくいったら、「家具を売るのを辞めましょう。」ということになりますよね。
会議室なら仕入も製造費用も不要なので、家具を売るのが馬鹿らしくなるはずです。

貸会議室が利益を出して家具の赤字を補てんしたら、「もう家具を売る必要はない。」となりますし、貸会議室が赤黒トントンだったら「何で貸会議室をやるんだ。」という批判になるし、これはうまくいきませんよね。


あくまで推測ですが、大塚久美子社長は他人の言うことを聞かないタイプなのでしょう。

自分が会社で一番頭がいい、あるいは一番経営能力があるから、自分以外の判断は”自分の判断より劣る”と考えているのかもしれません。

これだけ売上高が下がり、現預金が減っているのですから、さすがに誰かはアドバイスしたでしょうけど、聞かなかったのでしょうね。


それから、マーケティングの視点だと、今の大塚家具は、お客様が欲しいと思うものではなく、「大塚久美子社長が売れると思っているものを売ろうとしている」のでしょう。

経営者が”売れる”と思っているものを、お客様が”欲しがる”という可能性はとても低いです。

経営した人なら、こうした失敗を一度や二度経験されていると思います。

大塚家具は早く変化対応しないと、イエスマンと「会社にしがみつく社員」だけになるのでしょうね。

まぁ、すべては大塚久美子社長が考え方をどこまで変えられるかが勝負ですね。


応援クリックが励みになっています! いつもありがとうございます!!

--------------------------------------------------------------------------
古賀光昭へのお仕事の御依頼はこちらから
    
経営コンサルタント古賀光昭の公式サイト

乱気流の時代に勝つ仏教の智慧 「仏教的トップマネジメント」
ぜひ一緒に仕事をしましょう!御連絡をお待ちしています!
--------------------------------------------------------------------------

古賀光昭の経営相談室



経営の悩み解決
  1. 人事の意向を正しく伝える(12/14)
  2. 組織を改善する具体的な方法(12/13)
  3. 会社の問題を解決するには組織を変えるのが一番効果的(12/12)
  4. 店舗は社長の心が表れる(12/11)
  5. 給料を上げられない会社がするべきこと(11/16)
  6. 人がつくったものは、遅かれ早かれ陳腐化する(11/15)
  7. 大塚家具はヤバイですね(11/07)
次のページ
次のページ