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給料を上げられない会社がするべきこと

2017.11.16(23:52) 1917

ニュースなどで人手不足という言葉をよく目にします。

そういえば、来年4月の新卒者の6割が内定を辞退したというニュースもありました。売り手市場なので、より良い条件の会社に内定者が移っているのでしょう。

今の日本は、仕事を選びながら、いつでも就職できる環境になりつつあるのかもしれません

私も求人サイトを少し見てみました。

しかし、給料は安いですね。

私は管理系のマネジャーの仕事で見たんですけど、年収ベースで「安いなぁ」と思いました。

こんなことを書くと経営者の方に怒られますが、求職者に経営者レベルのスペックを求めているのにも関わらず、給与はそれほど良くないのです(具体的に書くのは控えます)。

雇う側は、ものすごく高いレベルを求めているんですけど、それに見合う給料は出せないというところなのでしょう。

日本はずっとデフレだったので、給料を安く抑えることが染みついているようです。

給料を上げられない会社は、とにかく会社の魅力を上げるしかありません。

会社の魅力を上げるには、経営者が魅力ある人になることが必要です。

では、経営者の魅力を上げるにはどうすれば良いのでしょうか?

それは、経営者が社員に対して愛の心を持ち、経営に対する知恵を備え、謙虚な姿勢で、かつ大きなビジョンを持っていることです。

人が情熱を注げるビジョンを持っていて、そのビジョンを実行する意志のあるリーダーに人はついていきたいと思うはずです。

「こういうリーダーになりたい」と思われるなら、経営計画書を策定すると、その道しるべができます。

そのためには自己研鑽が必要ですが、これからの時代は単に金儲けがうまいというだけでは人心が離れ、長く成功しないでしょう。

社員が心からついていきたいと思うようなリーダーにならないと、経営が成り立たない時代に段々なってくると思います。

人手不足は、経営者にイノベーションを迫ることになります。




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人がつくったものは、遅かれ早かれ陳腐化する

2017.11.15(22:01) 1916

昨日のブログで、3年頑張って成果が出ない時には、努力の方向性を変えるのを検討した方が良いというお話をしました。

これは経営についても同じで、ドラッカーによれば、イノベーションに優れた会社は、ほぼ三年ごとにすべての製品、プロセス、技術、サービス、市場を見直し、この製品やサービスをいま手がけていなかったとしてなお始めるかを問い、答えがノーであれば、どのようにして撤退するかを検討します(『実践する経営者』、P・F・ドラッカー著、ダイヤモンド社参照)。

なぜこうした考えをするかといいますと、製品、プロセス、技術、サービス、市場のすべてが陳腐化するからです。ドラッカーは、「人がつくったものは遅かれ早かれ陳腐化する」と述べています。

また、近年は陳腐化のスピードが早くなっています。

ですから、自社の製品やサービスに固執しないことが大切です。

自社の製品、技術やサービスが競合他社によって陳腐化する前に、体系的に廃棄することが必要です。

3年ごとに見直しは必要ですが、それだけではなく、毎月「売上高年計表」を見て、売上の傾向を見るようにしてください。

製品やサービスの陳腐化は、売上高年計表に現れると思いますので。




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大塚家具はヤバイですね

2017.11.07(22:59) 1909

大塚家具はヤバイですね。2016年12月期は45億円の赤字で、2017年12月期は43億円の赤字見通しらしいです。

何よりも良くないのが、現預金の減り具合です。2015年末に109億円あった現預金が2017年9月末には20億円強に急減しています。これはひどい状態ですね。このままいくと来年度にも資金ショートになります。

日経新聞によると、貸会議室のVBから10億円の出資を受け、店舗の一部を貸会議室として有効活用しようとしています。

これはうまくいかないでしょう。なぜなら、家具を売ることと貸会議室のシナジーがありませんから。

それに万が一、貸会議室がうまくいったら、「家具を売るのを辞めましょう。」ということになりますよね。
会議室なら仕入も製造費用も不要なので、家具を売るのが馬鹿らしくなるはずです。

貸会議室が利益を出して家具の赤字を補てんしたら、「もう家具を売る必要はない。」となりますし、貸会議室が赤黒トントンだったら「何で貸会議室をやるんだ。」という批判になるし、これはうまくいきませんよね。


あくまで推測ですが、大塚久美子社長は他人の言うことを聞かないタイプなのでしょう。

自分が会社で一番頭がいい、あるいは一番経営能力があるから、自分以外の判断は”自分の判断より劣る”と考えているのかもしれません。

これだけ売上高が下がり、現預金が減っているのですから、さすがに誰かはアドバイスしたでしょうけど、聞かなかったのでしょうね。


それから、マーケティングの視点だと、今の大塚家具は、お客様が欲しいと思うものではなく、「大塚久美子社長が売れると思っているものを売ろうとしている」のでしょう。

経営者が”売れる”と思っているものを、お客様が”欲しがる”という可能性はとても低いです。

経営した人なら、こうした失敗を一度や二度経験されていると思います。

大塚家具は早く変化対応しないと、イエスマンと「会社にしがみつく社員」だけになるのでしょうね。

まぁ、すべては大塚久美子社長が考え方をどこまで変えられるかが勝負ですね。


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人間がマネジメントできる数は大きくない

2017.10.29(23:39) 1900

みなさんは、銀行のサービスって、便利だと思いますか?

借り入れはとりあえず置いておいて、公共料金の支払やお金の引き出しなど不便だなと思うことはないですか?

公共料金は今や自動振替でなければ、コンビニで払いますよね。銀行に持っていくと待たされるし、紙に支払金額を書かされます。

窓口は3時に閉まりますしね。

また、お金を引き出すときには、ゆうちょ銀行以外だと18時以降に手数料がかかります。最近はコンビニにATMがあり便利になりましたけど、以前はその銀行のATMに行かなければいけませんでした。

ただし、通帳の記帳は今でもその銀行だけですし、通帳を繰り越す時には「通帳繰り越し機能」があるATMまで行かなければなりません。

お金を借りる経営者や住宅ローンを組まない人にとって、銀行はメリットのない経営をしているなと思っていましたが、三菱UFJフィナンシャルグループが店舗の2割を削減するという発表を行いました。みずほ銀行も大幅な人員削減をするようです。

銀行は固定費が高いビジネスでしょうし、低金利が続き、企業の借り手が減り、フィンテックによって金融の競争が激しくなれば銀行が勝ち残るのは難しいでしょう。

以前は、規模の大きさが企業の強みと安定を生んでいました。

しかし、最近のように時代の変化が早くなると、巨大な組織は変化することが遅いので、経営危機になり易いです。

また、経営判断をミスしたときに、それを取り戻すまでに大きな支出を伴います。


私は、人間がマネジメント(又は統治)できる数って、そんなに大きくないと思うのですね。

100人とかではなく、数十人じゃないですかね。

だから、自分が把握でき、マネジメントできる数十人以外は、誰かに任せないと回らないと思うのですよ。

それだけに、人って重要なんですよね。




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上司が評価する方へ人は動く

2017.10.19(23:56) 1894

日産が国内全工場で出荷停止ですか。。。以前、カルロス・ゴーン社長(現会長)のことをブログで否定的に書きましたけど、そのこととは別にして、今回の出荷停止はひどい話ですね。

会社の内部のことは中に入らないと分かりませんけど、おそらく技術者が育っていないのではないでしょうか。技術の継承が日本のメーカーはできていないのではないかと思います。

といいますのも、日本企業にはリストラの嵐が吹きあふれ、新卒採用を縮小し、非正規雇用を増やしていきました。そして、成果主義人事を採用し、数字だけを追いかける社風のようなものができていったのかもしれません。

工場でも、優秀な人が辞めていったでしょう。そして、工場の責任者はコストを抑えながら、生産性の目標さえ達成すれば、あとはどうにでもなると考えていたのかもしれませんね。

原因は分かりませんが、何が原因であっても、経営陣の責任ですね。

結局、会社というのは、上司が評価する方向へ人は動くのです。

それが班長、課長、部長、本部長など名称は分かりませんけど、最終的には経営陣、経営トップの評価したい方向に収斂するんですよ。それが組織です。

何年も続いている組織だとか、長年染みついている習慣がある組織などは、そうしたものを良しとする人事評価あるいは価値基準が組織の中にはっきりとあるんです。

でも、経営トップは「こんな組織にしたいとは思っていない」と思っているんです(笑)。

「きちんとモノづくりをする、責任ある企業を目指していた」と思っているでしょう、たぶん。

しかし、人間は評価が上がる方や、甘い方へ動くものなのです。

だから、現場がやっていたことは、たとえ法令違反があっても、評価されることがおそらくあったのでしょう(納期、コスト、生産性、出荷台数など)。

組織って、悪いところほど上に似ます(笑)。

組織で起こっていることは、経営者の心を反映したものが現れるものなのです。



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人手不足を解決するには

2017.09.22(22:15) 1875

人手不足で困っている会社が多いです。

社員が辞めたら、いくら募集しても人が来ないという悩みを抱えた社長はたくさんいることと思います。

人手不足を解消する方法はあるのでしょうか?

私は、その問題が全くない会社様を存じています。

飲食店ですが、人が辞めませんし、逆に雇ってほしいという人が後を絶たない会社様です。

その会社様の特徴は、社長を始め経営者の方が徹底して社員を大切にしています。

それとここが肝心なのですが、社員を大切にしているということがきちんと伝わるようにしているのです。

方法は何でもいいのですが、大切にしているということは、伝わるようにしないと意味がないのです。

男女の仲もそうですよね(笑)。

男性だとして、彼女のことを大切にしていると心の中で思っていても、それが伝わっていなかったら、彼女には分からないのですよ(笑)。

斎藤一人さんが言われてました。人が亡くなって家でさんざん泣いて悲しんでいる人より、お通夜に駆け付ける人の方が誠意が伝わるんだよと。

この世って、そういう面があるんですよね。

人は以心伝心、不思議と分かる時もあるんですけど、いいことほどうまく伝わらないんです(笑)。


まずは、社員を大切にしようと社長が強く思うこと。

次に、その気持ちは、いかにすれば伝わるかを徹底して考えることです。

給料を高くするとかではないですよ(笑)。

その答えが出せれば、人手不足は解決します。



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JAL(日本航空)の再建エピソードで驚いたこと

2017.09.20(23:34) 1874

今日は東京で打ち合わせと仕事があったので、常磐線の各駅停車に乗りました。昼前でしたので、空いていたので座っていきました。

すると、ある駅から乗ってきた若い女性(女の子ですかね)が、私の隣に座りスマホをすごいスピードでいじりだしました。

そして、ヘッドホンからガシャガシャした音が結構漏れてきて、気になってきました(笑)。

私は稲盛和夫さんの『稲盛和夫の実践アメーバ経営』を読んでいましたのが、横で手が動き回るのと音で集中できなくなくなったので、自分もウォークマンをしてお気に入りの音楽を聴きながら読書をすることにしました。

こんなことを気にするぐらいの集中力ではいけませんね(笑)。修行が足りません(笑)。

ところで、その稲盛和夫さんの本にJAL再建のときのエピソードが出てきていました。

驚いたのは、稲森さんが「現在の経営実績はどうなっていますか?」と聞いてもなかなか数字が出てこなかったことです。やっと出てきたら数か月前のデータで、それもマクロのものだったそうです。

どの路線がどれくらいの収益があるかもまったく把握していなかったようですね。

マーケティング、財務、経理、経営企画や管理や、部署の名前は知りませんが、内部管理と外部環境分析に相当人員もいたでしょうし、コストもかけていたでしょう。でも、数字を経営者が意識していないと”こういうことになる”のですね。

何人の人がリストラになったかは知りませんが、ある意味いい加減な経営の犠牲者ですよね。

また得てして、そういうリストラするような会社の経営者ほど、とんでもない報酬をもらっているものです。こういう経営者をドラッカーは一番軽蔑していました。

経営者の方は、経理に会社の数字を任せっぱなしにするのではなく、きちんと把握しないといけません。
倒産する会社、あるいは業績が悪い会社は、お金や数字に関して大雑把です。儲けない仕事を受けていますけど、それに気づかずに受けています。

中小企業だと、判断のルールがなく、「よっしゃ!」と社長の判断で何でも決めてしまうので、ごちゃごちゃになるのですね。

もし貴社が上記のような状態でしたら、危険信号ですから、1日も早く改めた方がよろしいです。

それから、稲盛和夫さんの本は下記のものです。






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経営の悩み解決
  1. 給料を上げられない会社がするべきこと(11/16)
  2. 人がつくったものは、遅かれ早かれ陳腐化する(11/15)
  3. 大塚家具はヤバイですね(11/07)
  4. 人間がマネジメントできる数は大きくない(10/29)
  5. 上司が評価する方へ人は動く(10/19)
  6. 人手不足を解決するには(09/22)
  7. JAL(日本航空)の再建エピソードで驚いたこと(09/20)
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