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信長、秀吉、家康で、一番自分に合うのは誰か?

2021.02.10(15:34) 2491

私の所属している株式会社ビクトリーは12月末が決算なので、最近はその決算作業に追われていました(笑)。

実は初めてe-taxと、el-tax(エルタックスと読む)にトライして、法人の申告を行いました(笑)。

一度やってしまうと便利なシステムだと思いました。しかし、その一度申告するまでが分かりづらく、時間がかかりました(笑)。

それから、e-taxは国税、el-taxは都道府県と市町村の税金と分けられていますが、一つの送信で国、県、市の全部にデータが行くようにすればよいのにと思いました。

IT化に向かってはいるのですが、申告の仕組みの設計がアナログなので、国、県、市で統一した様式にして、企業からデータを受け取った行政の側がデータを取捨選択すべきだなと思いましたね。

ところで、最近、司馬遼太郎の『新史 太閤記』(新潮文庫。上下巻)を読了しました。



この本を初めて読んだのですけれども、豊臣秀吉が天下を取るまでのことが、わりと生々しく書かれていて、私はとても興味深く読みました。

織田信長が明智光秀に殺されて、そして、羽柴秀吉がその明智光秀を倒し、簡単に天下を取ったような印象を私は持っていました。

ところが、この『新史 太閤記』では、織田家の武将や織田信長の子孫にとても気をつかいながら、苦労をして天下を取っていった様子が描かれています。

なかなか読みごたえのある本でした!

それから、もう一つ。この『新史 太閤記』を読んで、自分自身の考えに気づくことがありました。

それは、信長、秀吉、家康だったら、徳川家康が一番自分に合っているなということです(笑)。

この本を読むまでは、信長と秀吉が好きで、家康はイマイチだったんです。

ところが、「自分には信長と秀吉は合わないなぁ」と思ったのです。

やはり、徳川家康で行くべきなのだなと、気づかされたのです(笑)。

私にとっては大事な気づきを得ることができました。



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日本の建国はいつで、誰が作ったのでしょうか?

2020.12.10(20:30) 2460

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私のブログを読まれているのは、ほとんどが日本人だと思います。ときおり、海外からのアクセスもありますが、おそらく日本人の方だと思うのです。

では、質問です。

日本の建国はいつで、誰が作ったのでしょうか?

私たちは日本人ですし、日本に住んでいます。

でも、その祖国を誰がいつ作ったのか、知っていますでしょうか?

残念ながら、ほとんどの人が答えられないでしょうね。

なぜなら、学校で教えてもらっていないからです。

中学や高校で、歴史や日本史の授業がありますが、最初は原始人みたいなことを習わなかったでしょうか?

そして、縄文時代、弥生時代と出てきて、気がついたら、遣唐使の話が出てきていませんでしたか?(笑)

今の学校教育では、自分の国がいつ建国され、誰が作ったとされるかを教えていないのですよ。

自国の建国を教えない歴史教育なんて、おかしな教育だと思いませんか?


さて、この答えですが、「紀元前660年2月11日に、神武天皇が建国した」が正解です。

日本の最古の歴史書である古事記(こじき)や日本書紀(にほんしょき)によると、そう伝えられています。

こう書くと、「神武天皇が存在したかどうか分からない」という意見があります。

しかし、逆の見方をすれば、「神武天皇がいなかったことも証明できない」のです。

日本の最古の歴史書に「神武天皇が日本国を作った」と書いてあるのならば、それを素直に受け取ればいいのだと私は思います。

それを素直に受け取って私たちが損をすることは何もありませんよ(笑)。



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「麒麟がくる」明智光秀からの学び

2020.01.21(22:42) 2314



令和2年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」を見ました。

なかなかテンポの良い、面白い作品になるかなと期待を持てる第1話でした。

それにしても、なぜ明智光秀なのでしょう、NHKは。

織田信長のような独裁者(?)である安倍総理を自民党の中で倒してくれる人を待望して作ろうと思ったのでしょうか?(笑)

変に深読みしてしまいます(笑)。


ところで、私は以前のブログに書いたように、明智光秀を評価していません。

斎藤一人さんも過去に明智光秀について、「主君を殺すようなやつにロクなやつはいないんだよ」とおっしゃっていました。

ただし、豊臣秀吉や徳川家康が正面を切って織田信長を倒せたかと言うと、難しかったと思うので、明智光秀の謀反のおかげで豊臣秀吉が天下を取ることができ、ひいては徳川家康も天下を取れたと言えるでしょう。

織田信長が天下を取るよりも、より良い時代になったと思います。


そして、この明智光秀の謀反から教訓も得られます。

それは、「魔王の権化のような織田信長であっても、慢心していたら、倒される」ということです。

慢心している者には油断があります。スキがあります。

そのスキを突けば天下無敵のような存在でも倒せるということです。


これを企業経営に例えると、どんな大企業であっても、慢心したら倒される時がくるということです。

別に麒麟が来なくても、心のうちにスキができたら、やられるのです。

ただ、やっかいなことに、心にスキがある、慢心しているなんて、自分では分かりません。

人の上に立つ人は、本当のことを言ってくれる人を持っておくことが大事でしょう。

イエスマンばかりを周りに置いているなら、あなたの会社は既に赤信号です。



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新しい元号は「令和」

2019.04.01(19:09) 2228



今日はやはりこの話題ですよね。新しい元号の発表です。「令和」(れいわ)に決まりました。

出典は『万葉集』ですね。シナではなく、日本の古典から採用されたのは初めてのようです。

『万葉集』は、歌集であり、そこに収められた歌は身分に関係がありません。そこから、渡部昇一先生は「古代の日本人は、和歌の前において平等だと感じていた。」という言葉を残しておられます。

そして安倍総理は、「令和には、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つという意味が込められている」と述べていました。

また、令月という意味は、何事をするにも良い月、めでたい月という意味があるそうです。

私は、素晴らしい元号だなと思いました。

大事なことは、国民一人一人が元号を良い意味で受け止めて、自分の花を咲かせていくことだと思います。

平和を願っても、戦争が起きることはあります。令和の時代も東アジアで大きな戦争が起きるかもしれません。

でも、国民がもう一度気持ちを新たにして、天から与えられた自分の素晴らしさをいかしていくときなのではないかと思います。

特に若い方には、来月の改元を吉兆と捉えて、自分たちの時代が来るのだと前向きに進んでほしいです!

がんばっていきましょう!


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本の紹介『「王室」で読み解く世界史』

2019.01.18(21:40) 2195

最近の韓国の反日行動は目に余るものがありますね。まぁ、文在寅大統領になったときから、これは分かっていたことなんですけどね。

ところで、『「王室」で読み解く世界史』(宇山卓栄著、日本実業出版社)という本をご存知でしょうか。



この本はお薦めです。

世界の王室がいかにいい加減であり、日本が世界で唯一の王統の一貫性を持っている国であることが良く分かります。

新元号になる前に読んでいただくと、きっとプラスになると思います。

そして、この本には朝鮮王朝についても書かれています。王朝のことに触れているわけですから、同時に韓国という国の歴史についても書かれています。

私はその内容をほとんど知らなかったので、驚きました。

この本を読むと、韓国を始め、中国、ヨーロッパの国々に対し、見方が変わると思います。

興味を持っている国のところだけでも読む価値はある本です。

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『項羽と劉邦』に学ぶ 3

2018.08.18(23:05) 2124

昨日に続き、司馬遼太郎さんの『項羽と劉邦』から学べる教訓について書いてみます。



項羽が天下を取れなかった大きな原因は、項羽の残虐性だったのではないでしょうか。

項羽は戦に勝つと、負けた旧秦の兵士20万人を生き埋めにして殺していました。

おそらく項羽が天下を取れば恐ろしいことになると、ほとんどの人が思っていたでしょう。

前回は論功行賞で味方武将が不満を持っていたことを書きましたけど、項羽は勝った地域や兵士に対し残虐な行為をしていたので、敵兵士の家族や領民にも相当恨まれていたと思います。

これによって領民や流民などは、反項羽勢力となり、項羽を倒してくれるならと、劉邦に味方したのでしょう。


項羽のこうした「残虐性による失敗」を現代のビジネスを当てはめると、どのようなことが教訓になるでしょうか。

それは、経営トップは冷たすぎてはいけないし、恐れられ過ぎてもいけないということです。

経営トップは舐められてはいけませんが、怖すぎる経営トップの場合は、周りがイエスマンだけになります。

また、冷酷な経営トップは徳が発生せず、人心が離れます。会社の雰囲気も悪くなります。

こうした経営トップが率いる会社は、いずれは取引先、得意先に恨まれるか、社員に恨まれるかして、最後には自分より強いライバル企業に潰されていくことになるでしょう。


ところで、劉邦には愛嬌があったようです。

やはり男性でも愛嬌はあると良いですね!

「あの社長は、よく分からないけど憎めないんだよな」と、人から思われるくらいの愛嬌があってちょうど良いと思います。

残酷な項羽が滅び、愛嬌があった劉邦が天下を取ったことは偶然ではなく、歴史の教訓であるのです。

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『項羽と劉邦』に学ぶ 2

2018.08.17(23:23) 2123

司馬遼太郎さんの『項羽と劉邦』からの教訓を学びたいと思います。



無敵と言ってもよかった項羽がなぜ天下を取れなかったのか。それは、ビジネスにおいても参考になるところがあります。


まず、項羽は、論功行賞を失敗しています。今で言うと「人事評価、昇給昇格の失敗」です。

項羽の評価基準は単純でした。第一線で華々しく戦った勇将だけを評価したのです。

例えば、かげになって流民を組織化した者や、その名声によって流民を集めた者、妙策をもちいて戦を勝利に導いた者などは全て評価されませんでした。

それゆえ、三人の関中王(かんちゅうおう)以外は、項羽の論功行賞にみな不満だったのです。


現代だと、仕事を取ってきた営業マンだけを評価している会社に近いですかね。しかし、この時代は命をかけて戦争をしているので、その不満の度合いは会社とは比べ物にならなかったとは思います。

ただ、現代でも、ある程度の納得がいく評価を経営トップがしないと、社員に恨まれることはあるでしょう。ずっと根に持たれることはあるかと思います。

根に持った社員は気をつけた方がいいですよ(笑)。

例えば、在職時に裏金を取ったり、お金をごまかしたりと、お金が絡む背信行為をする可能性があります。あるいは、経営トップと言い争って会社を辞めて、お客さんを連れて独立することもありえます。

だから、人事評価や人材の配置は時間をかけて慎重に考えて行ってください。

自分は人物評価ができていると思わないで、他の人の意見も聞いて評価をした方が良いです。

人間が評価する目はどうしても限界があるし、多少の好き嫌いは出ます。直属の上司以外の他部署の人に”非公式に”聞いてみても良いでしょう。

それと、人はやっていないことを注意されるより、「頑張っていることを評価されない」とモチベーションが大きく下がります。

人事評価の失敗は、「恨まれる」と思っておいた方がいいです。

<続 く>

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歴史関連
  1. 信長、秀吉、家康で、一番自分に合うのは誰か?(02/10)
  2. 日本の建国はいつで、誰が作ったのでしょうか?(12/10)
  3. 「麒麟がくる」明智光秀からの学び(01/21)
  4. 新しい元号は「令和」(04/01)
  5. 本の紹介『「王室」で読み解く世界史』(01/18)
  6. 『項羽と劉邦』に学ぶ 3(08/18)
  7. 『項羽と劉邦』に学ぶ 2(08/17)
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