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「真田丸」の最終回と大名を見抜くことについて

2016.12.18(23:08) 1707

今日は柏市でハープの生演奏会があって、家内に誘われて行ってきました。

弟橘(おとたちばな)レイアさんという方の演奏と歌でした。



”天から光が降りてくるような”歌と演奏で、『坂の上の雲』で使われた「Stand Alone」を聴くと、涙が出ました。

でも、一番良かった曲は弟橘レイアさんのオリジナル曲「親愛なる人へ」という曲だったんですけどね。

CDも出ていますので、ぜひ皆さんもお聴きになるといいですね!

演奏後は、CDを購入して、直筆サインをもらって、握手させてもらいました(笑)。


ところで、今日は「真田丸」の最終回でした。

ネタバレになるので、詳しくは書きませんが、脚本の三谷幸喜さんは「悲しい最終回にはしたくなかった」のかなと思いました。

真田幸村のお話の最終回は、決して悲しく、暗いものではなく、さわやかなものにしたかったのかなと思いました。

「真田丸」を見ていて、いつも思っていたのは、戦国時代は「どの大名につくかが全てを決めていた」ということです。

結局、織田信長が生きているときには織田信長に付き、信長が死に秀吉が出てきたら秀吉に付いて、秀吉が死んだら家康に付く。

戦国の時代は一番強いものにつく、又は同盟することが生き残る秘訣だということですね。

つく大名を見誤ると、滅ぼされるか、干される可能性が高いということです。

だから、一番強い大名を見抜く目が必要だったということですね。

我々は後の時代に生きているから、わかるわけであって、同時代の人は結果が見えていないので、分からないのです。

ただし、後世の視点から見れば、真田幸村のように滅ぼされることがあっても、義に生きる人がいるからこそ、義とはどういうことかを知ることもあるので、敗者が悪いという意味ではありません。

自分の家を残すためには、その時に一番強い大名を見抜く目が必要ですが、敗者の中に義や忠や武士とは何かを後世に遺してくれるものもあるということですね。

色々な武将や人々が一所懸命に生きて歴史を作ってきてくれたことを感謝したいと思います。

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明星大学教授、髙橋史朗先生のご著書の紹介

2014.09.29(17:50) 1438

今日は本の紹介です。私が尊敬する髙橋史朗先生(明星大学教授)のご著書です。

日本が二度と立ち上がれないようにアメリカが占領期に行ったこと日本が二度と立ち上がれないようにアメリカが占領期に行ったこと
(2014/01/29)
高橋史朗

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私は52歳ですが、私が中学生、高校生だったころは、日教組の教員が左翼的な授業をしていた時代です。

私は教員が授業で教えるように「日本はひどい国だ」ということを鵜呑みにしていました。

ところが、自分なりに戦後のことや日本の歴史を調べてみると、教員が教えていたことが「本当のことなのか」と疑問を持つようになっていきました。

それから時折、学習を続けて現在に至っています。

戦後、アメリカがやってきたことや、日教組がやったことなんか関係なくて、「今の生活が幸せだったらいいじゃん」という考えもあるでしょうし、「毎日が大変でそれどころではないわ」という方もいらっしゃるでしょう。

ただ私は思うのですが、学校で習ったことをそのまま鵜呑みにしないで、自分なりに日本と世界の歴史を勉強することは大切なことだと思うのです。

歴史は私たちの先輩方が一所懸命生きてこられた記録であり、物語です。

過去の物語の延長線上に、私たちの現在と未来があります。

現在と未来への責任を果たしていくために、歴史を学ぶことはとても意義があるのではないでしょうか。

この髙橋先生のご著書はとても参考になりますので、一読をお薦めいたします。


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スペイン敗退と米西戦争

2014.06.20(17:45) 1361

サッカー日本代表のギリシャ戦、大変残念な結果でした。見ていた私でも悔しかったので、やっていた選手やサブのメンバーはもっと悔しい思いをしたでしょうね。

やはり勝負事というのは難しいものです。

前の日には前回王者のスペインが1次リーグ敗退となっていました。

スペインというと、サッカーではなく実際の戦争でアメリカと戦ったことがあります。日露戦争前の米西戦争ですね。司馬遼太郎さんの『坂の上の雲』第二巻に詳しい説明が書かれています。

坂の上の雲〈2〉 (文春文庫)坂の上の雲〈2〉 (文春文庫)
(1999/01/10)
司馬 遼太郎

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アメリカの艦隊とスペインの艦隊が打ち合っているんですけど、興味深いことは、スペインの艦隊は戦闘力を失うような砲撃を受けていないのに敗北していることです(戦争はアメリカの勝ちで終わっています)。

スペイン艦隊は、戦意喪失して自ら岸へのりあげたのだろうと、秋山真之は推測しています。

日露戦争で日本海海戦の作戦を立てたと言われる秋山真之は、この米西戦争を観戦武官として、実際の戦争を見て、詳細な記録を残しています。

勝敗を決した様々な要因を分析をしているのですが、その中で”士気”について書いています。


「スペイン軍人は風紀敗頽(はいたい)して、開戦のときにはすでに元気が衰耗していた。さらにスペイン人の固有の気質として、ラテン人種の民族的遺伝によるものか、一時に熱中してもただちに冷えるというこまった性質を共有している」と記しています(司馬遼太郎著、『坂の上の雲』 第二巻、文春文庫)。


スペインの艦隊はたいして砲弾が当たっていたわけではないのに、簡単に負けてしまったのは、こうした士気が大きく影響したのでしょうね。

戦争は勝ち負けがはっきりと出るので、戦争の教訓というのは経営においても参考になりますし、サッカーのようなスポーツにも通じるものがあると思います。

(秋山真之の米西戦争の分析は、ランチェスター戦略のさきがけとなるような理論だと思います。ランチェスター戦略より15年ほど前に書かれているところも凄いところです)

やはり士気は大事です。

組織の士気を自由自在に操れるような人をカリスマというのでしょうが、誰もがカリスマにはなれないので、経営者はどのようにすれば士気を高められるか、組織のベクトルを一致させられるかを考えなければいけませんね。


とにもかくにも、サッカー日本代表は、まだ終わっていませんよね。

体力的にも精神的にもつらいでしょうが、最後の最後まであきらめないで戦ってほしいと思います。

戦いは、あきらめた方が簡単に負けるものですから。

頑張れ!!日本代表!!

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コートジボワール戦と「ネルソン精神」

2014.06.16(15:24) 1359

サッカー日本代表のコートジボワール戦、とても残念な結果でしたね。試合後、様々な人が色々な評論をしていますが、私自身は「サッカーって、本当に難しいゲームだな」と思いました。

ザッケローニ監督の采配に関してもミスが指摘されています。ただ、野球と違って攻守が時々刻々と変わるサッカーの試合で、監督が的確に采配を振ることは難しいことだろうなと思いました。

ワールドカップの大切な初戦というプレッシャーもあるし、4年間一緒に戦ってきた選手やスタッフや、色々な人々の思いも背負っているのでしょうから、戦場のようなピッチで冷静に的確な采配を振るうことが難しかったのかなと推測しました。


さて、私が気になったのはFWの大迫選手とMFの香川選手のシュートがゼロだったこと。

女子サッカーの大竹七未総監督は、「フォワードはとても入らないような状況でもシュートを一本打つと違ってくる。それでリズムが出来てくるので、とにかく一本打ってほしかった。相当緊張していたのかなと思う」というようなことをテレビで話されていました。


私がこれを聞いて思い出したのが「ネルソン精神」です。ネルソンは英国の海軍士官で、ネルソン精神とは「見敵必殺」(けんてきひっさつ)を意味します。

つまり、「敵を見たら、自分の損害とか、その場合の攻撃の適不適を考えずに、とにかく徹底的に攻撃し続ける」ことです。


ネルソンの時代の海戦では、砲煙が濃く、正しい砲撃をしているのかどうか、艦長にも分からなったようです。

それゆえ、ネルソンは各艦長に「敵を見たら攻撃し続けろ。そのほかのことは考えるな。的に砲撃し続けている限り、その判断は一番正しいのだと私は評価する」と言ったそうです。

そして実際にこのネルソン精神でトラファルガーの戦いにおいてフランス艦隊を撃滅させています。

とにかく生きるか死ぬかの戦場では「躊躇したら負け」なんでしょうね。


航空参謀の源田実氏は「日本がアメリカに敗れた理由は、日本海軍がネルソン精神を忘れたことにある」と渡部昇一先生に話したそうです。日露戦争までの日本海軍にはネルソン精神が生きていましたが、第二次大戦ではネルソン精神を引き継いだものがなく、腰が引けたような戦いをしたということですね。
 

フォワードの選手や前列の選手は「ネルソン精神」で行ってもらいたいですね(敵肉体への攻撃ではありませんよ)。

とにかくゴール(敵艦)が見えたらシュート(大砲)を打つ!

入らない状況でも、一本打つ! 打って打って打ちまくる!


まだ予選は終わっていません。

サッカー日本代表に期待したいと思います。

頑張れー!日本代表!

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韓国船沈没事故と『坂の上の雲』

2014.05.19(11:44) 1354

司馬遼太郎さんの『坂の上の雲』は、20代に読んだ本だと思います。韓国の船沈没の事故を見て、もう一度『坂の上の雲』を読もうと思いました。

なぜそう思ったかを説明するのは難しいのですが、韓国の沈没事故を見ていて、明らかに日本とは違うなと感じたのです。

最近は「嫌韓」という風潮がありますが、その”ほんの少し前”までは、韓流・K-POPだとか、「韓国を見習え」だとか、「サムソン最高益!」などと韓国に関することは、もてはやされていました。

ちょうど日本人が自信を失いかけていたときだったのかもしれませんが、近い国の韓国を「眩しく」感じた人も結構いたかもしれませんね。


私は李明博元韓国大統領の竹島上陸がターニングポイントだったと思っているのですが、あの事件が「嫌韓」の流れを作ってしまったように思います。

そうしたゆったりとした流れの中、今回の痛ましい事故がありました。

私はあの船の事件を見たときに、東郷平八郎さんのことを思い出したんですね。

なぜ東郷平八郎さんなのかは別の機会に書くとして、私は率直に「日本や日本人って素晴らしいんだな」と思ったんです。

そして、日本人の精神性や民度など、どこから来ているのかなと思ったときに、『坂の上の雲』にそのヒントがあるのではないかと考えました。

それで少しずつですが、読み始めたんです。

坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)
(1999/01/10)
司馬 遼太郎

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すると第一巻に興味深いことが書いてありました。

「徳川時代の特殊さは、知識階級が都会におらず地方にいたことであった。 -中略-  
幕末の政治と思想のエネルギーが三百諸侯の城下町から噴き出てきたとい点で、欧米の他の国家といちじるしく事情が異なっている。」
(P26)

要は、各藩が学問を奨励し地方に賢い人が一杯いて、逆に江戸、京都、大坂には知識人が少なかったということです。

秋山好古(よしふる)が大坂に行ったときに、松山では自分より賢い人がごろごろいるのに、大坂では自分みたいなレベルのものが教師をできるなんて、松山の士族がかわいそうだと述懐しているところがあります。

それだけ江戸時代の日本全国の教育レベルは高かったということですね。

その教育の力が明治維新の力になっているというのは、やはり驚嘆すべきことだと思います。

日本を復活させようと政治家が考えるなら、教育を立て直さないといけないでしょうね。

長くなりましたので、続きは別の機会に。

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日本史に関するお薦めの本

2014.02.09(23:44) 1318

今日は本の紹介です。私が大学院のときに修士論文の指導をしてくださった渡部昇一先生のご著書を紹介します。

決定版・日本史決定版・日本史
(2011/07/07)
渡部 昇一

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渡部昇一先生は、英語学者でありながら、日本史に造詣が深く、『日本史から見た日本人』(祥伝社)などの名著が何冊もあります。

この『決定版・日本史』は日本史を一冊の本で全体を鳥瞰できるもので、神代の頃から現代までの日本史の流れがよく分かるように書かれています。

歴史の流れがどうつながっているのかや、日露戦争や大東亜戦争(太平洋戦争)など日本の外国との戦争がなぜ起きたのかを歴史の流れから知ることができます。

日本の歴史を通史として勉強したい方にはぴったりな本でしょう。


また、一冊ではなく「3冊くらいなら読めるよ」という方には次の本を薦めます。

物語日本史(上) (講談社学術文庫 348)物語日本史(上) (講談社学術文庫 348)
(1979/02)
平泉 澄

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平泉澄さんの『物語日本史』です。上中下の三分冊ですが、内容が分かりやすく、とても読みやすいです。私は10代の頃に読みましたけれども、一気に読めましたし、分かりやすかったですね。

日本史を教科書ではなく勉強したい方には絶好の本だと思います。

歴史を勉強しますと、経営や仕事に活かせる部分もありますし、読み物としても面白いです。

色々と参考になると思います。

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近江商人の衰亡譚

2013.03.25(20:14) 1272

近江商人である二代目塚本定右衛門は、勝海舟の『氷川清話』に出てくる人物ですが、『続孝見(こうけん)録 草稿』という文書を残しています。

この文書は近江商人の衰亡譚なのですが、これは二代目塚本定右衛門が、商家の衰退と没落の事例を集めて、子孫を戒めんがためのものだったようです。

事例としては近江の商家16軒と大阪の商家1軒と書物から引用した3軒の例が書かれてあります。

なお、これらの内容については、下記の書籍を参考にしております。

近江商人学入門―CSRの源流「三方よし」 (淡海文庫 (31))近江商人学入門―CSRの源流「三方よし」 (淡海文庫 (31))
(2004/10)
末永 国紀

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共通しているのは、各家とも特別な外部環境に変化があったわけではなく、子孫が商売のことを考えず、遊びほうけて、お金を散財しているのが原因です。

まぁ、色欲、遊興、放蕩ですかね。

欲望を制御できなくなって、商家をつぶしてしまっています。

あるいは、後継人材の育成がうまくいかなかったという面もあるでしょうし、組織体制がうまく作れなかったという言い方もできるかもしれません。


なんにせよ、商売のことを考えずに、遊びにお金を使いまくっていたら、そら衰退しますよね。

こうしたことは「わかっちゃいるけど、やめられない」というものでしょうから、自戒の意味も込めて心に留めておきたいと思います。


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