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寒い日でもアイスコーヒー?

2018.11.29(18:37) 2175

寒い時には暖かいコーヒーや紅茶を飲みたくなります。ところが、私の知り合いの社長は、どんなに寒くてもアイスコーヒーです(笑)。

カフェや喫茶店に入ったら、必ずアイスコーヒーを注文されるんです(笑)。

片や、他の社長は暑い日にもホットコーヒーを飲まれます。理由を聞きますと、吉方(きっぽう。縁起の良い方角)に行かれるときには温かいものを飲むのが良いからだそうです。

また、私の家内は暑いときに冷たいものを飲まないように私に勧めています。
それは、冷たい飲み物は体を冷やすからです。身体を冷やすと良くないそうですね。

このように暑い日だからアイスコーヒー、寒い日だからホットコーヒーとは限りませんね。

「こういう場合、人はこれを選ぶ。」というのはある程度はあるでしょう。

でも、必ずしもそうとは限らないのが人間ですよね(笑)。またそこに面白味もあります。

「この場合は、こうするはずだ」と一つに決めつけるのではなく、心と頭の”どこかに”違う選択肢も同時に持っておくといいのではないでしょうか。

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携帯ショップの責任者の女性は、しんどそうでした。

2018.05.21(23:53) 2054

先日、ある携帯ショップへ行きました。結構大きめのお店で、平日に10人以上が働いていました。

そのショップの責任者は若い女性でした。私と言葉を交わすことはなかったですが、傍から見ていて、とてもしんどそうでした。

なんか気の毒というか、助けてあげたかったですね。

かといって、知らない人に「なんか手伝いましょうか?」と言われるわけにもいきませんでしょうし。

携帯ショップで働いていた人に聞いたことがあります。いろいろなお客さんが来るので大変だということでした。

私は思うのですけど、少し大きめの携帯ショップは、店舗にクレームや「きついお客さん」担当のシニアを雇えばいいんじゃないですかね?

60歳から70歳くらいで人生経験が豊富で海千山千の人を雇って、クレームが強い人には本部付けのスーパーバイザーみたいな形でシニアが対応するといいと思うんですけどね。


それから、社員が分からないことを、その責任者の女性に聞きに行っているんですよね。

手続き上のことのような判断を必要としないことを聞ける人を1人置くようにするといいですよね。

つまり判断を必要とすることはショップ責任者に聞くけど、手続き、仕組みなどマニュアルには書いてあるけど、分かりにくいところを応える人とを分けるということです。

ショップの責任者は一番仕事ができるのでしょうから、その人が成果を上げやすいように会社が仕組みを工夫する必要がありますよね。

会社は一度仕組みや業務フローを作ってしまうと、なかなか変える発想をしませんから、半年や1年で業務を体系的に見直すような決まりも必要かなと思います。

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ミスは叱らないが、手抜きは叱る

2018.03.15(00:02) 1999

随分前の本で恐縮ですが、落合博満元中日ドラゴンズ監督が書かれた『采配』という本があります。




その中で、次のような文章がありました。 それは、「ミスは叱らない、だが手抜きは叱る」です。

落合監督はミスそのものは叱らないそうです。

どういうときに選手を叱るかというと、手抜きによるミスをしたとき、自分のできることをやらなかった時だそうです。

そして、次のようにも述べておられます。

「注意しなければ気づかないような小さなものでも、「手抜き」を放置するとチームには致命的な穴があく。勝負の世界で私が得た教訓である。」

ドラッカーは、『現代の経営』(上田惇生訳、ダイヤモンド社)において、同じようなことを書いています。

「貧弱な仕事や平凡な仕事は、ほめることはもちろんのこと、許すことさえしてはならない。」

また、ドラッカーは、同署で次のようにも言っています。

「優れた組織の文化を生むものは、優れた仕事ぶりである」と。


皆様の会社でも社員がミスをしたり、失敗したりすることはあるでしょう。

それを全て叱っていると、社員が萎縮して「無難な行動」ばかりする人になってしまいます。

大事なポイントは、何をしたら叱るか、何をしても叱らないかの軸をしっかりと経営者が持っておくことです。

その時の気分で「叱る内容と叱らない内容」を選ぶのではなく、「これをしたら叱るよ」というのを明確にしておくことですね。

落合監督の例では「できることをやらなかった時は、人前で叱る」でした。

例えば、会社でしたら、「経営計画書に書かれたことを守らなかったら叱る」とか、「クレームを報告しなかった時に叱る」とかですね。

きちんとした軸をもって、ブレないように叱ってください。

これをフラフラしてしまうと社員も信用しませんし、組織として大きなほころびになる可能性があります。

社長が気分屋だと社員に思われることは、マネジメントの信頼を失うことですから、気をつけてくださいね。

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無駄なCCメールを受け取っていませんか?

2018.01.25(22:58) 1959

今日は千葉県柏市に最強寒波が来た日でした。お客様と打ち合わせをする日でしたから外に出ましたけど、やはり氷点下は寒かったです(笑)。

実は今も暖房のない部屋でブログを書いていますww。

私が家で仕事をするときにはいつも冷暖房のない部屋で仕事をしているのですが、今日はさすがに寒いので、家の中でダウンジャケットを着て(笑)、マフラーをし(笑)、足にはブランケットをかけ、スリッパを履いて、パソコンに向かっています(笑)。

ところで、昨日メールのことを書きました。

今日はその続きを書きたいと思います。

会社組織の上司は、部下のメールをすべてCCに入れるように指示している人もいるでしょう。

上司の理屈からは、部下が最初からどのようなやり取りをしているか気になるし、把握しておきたいというのもあるでしょう。

部下の側の理屈からは、上司にCCで入れているのだから、何かあったらフォローしてくれるだろうし、場合によっては責任も取ってくれるだろうというのもあると思います。

上司、部下それぞれの思惑もあって、会社のCCはやたら増えると思うのですね。

たぶん、こんなことをしている上司はほとんどの時間をパソコンの前でメールを見て、メールを送って一日のほとんどの時間を使っているのではないでしょうか?

でも、どうなんでしょう?

すべてのやり取りをCCで見る時間は、別のことに使ったほうがよろしいのではないでしょうか?

肝心なことだけを報告してもらうようにしておいたら、CCメールを見る必要はありませんよね。

ちょっと一言直接言えば良いことも、メールで数分使って連絡する人もいますけど、ケースバイケースで、不要なメールは打たないようにしないと、メールをうつ人の時間も、受ける人の時間も無駄です。

現状のメールにおいて、無駄なCCはないのか、本来すべき仕事をしないでメールとにらめっこしている上司になっていないかを振り返ると良いですね。

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メールの整理の仕方

2018.01.24(23:55) 1958

ビジネスで、メールが頻繁に使われ出したのは、20年くらい前だと思います。

もうビジネスにすっかり定着しているメールですが、それを上手に使っている人もいれば、時間をやたら取られている人もいるでしょうね。

私はビジネスメールで重要なものは、送信するときに必ずBCCで自分宛てに送るようにしています。

これは、受信トレイでメールのやり取りを一括して見ることができるので、便利なのです。

自分が送った内容を「送信済みアイテム」と「受信トレイ」を行き来して内容を追っていくと、結構面倒だし、分かりにくいのですよね。

また、これをCCで入れてしまうと、相手からの返信が2つ来るようになるし、相手にも「この宛先は何だろう?」と混乱させることもあるので、BCCで入れるようにすると良いです。

それから、受信トレイでは、メッセージを仕訳するルールを設定しておくと良いですね。

例えば、重要な取引先が複数あるときには、その取引先のフォルダを「受信トレイ」内に作ります。そして、それに関する差出人からのメールは、自動的にその専用フォルダに入るようにメールを設定するのです。

便利な方法としては、件名に[koga] というように必ず英数半角で、カッコつきで社名を入れるようにする方法です。この文字が件名に入っていたら、このフォルダに自動で移動させるというようようにメールソフトをルール化しておきます。

例えば、
件名 [koga] 半導体の見積もりについて  

のような形で件名を書けば、どの会社の案件かが一発で分かります。そして、同時に受信トレイの中にある「その会社」のフォルダに自動で移動するのです。

これを運用するためには、社内できちんとルールを決めると良いでしょう。

の会社の案件については半角英数字の[koga] のような形で、必ず件名の前に社名を入れておくというようようにルールを決めておくのです。

そうすると、それに関するメールを社内で誰が送っても、その専用フォルダに自動で入るので整理が格段に楽になりますし、メールも見やすくなります。

メールが一杯でごちゃごちゃになっている方は、一度試してみられると良いのではないでしょうか。

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労働者の6割が仕事で強いストレス。その解決方法は?

2017.09.12(13:45) 1870

9月8日金曜日の日経新聞に、厚労省の調査で、「労働者の6割が仕事で強いストレスを抱えている」という記事がありました。

仕事で強いストレスが6割

ストレスの原因を聞くと、54%が「仕事の質、量」、39%が「仕事の失敗、責任の発生」となっていました。

厚労省は小規模企業を中心にメンタルヘルスに取り組んでいくようですが、原因が「仕事の質と量」なので、メンタルヘルス対策だけでは解決しない問題ですよね。

なぜなら、カウンセリングを受けて、気持ちが少し楽になったとしても、仕事の質も量も変わらないからです。

今は人手不足ですから、トップマネジメントが行わなければならないことは、「我々の事業は何をすべきか」を明確にし、やる必要のない仕事を1日も早くやめることです。

「やる必要のない仕事なんかやっている会社はあるのか?」と思われるかもしれません。

しかし、「今までずっとやっているから。」とか、「今さらやめられないから。」とか、惰性でやっている仕事や作業はきっとあります。

人の確保が難しい企業は、顧客を見直した方がよいでしょう。

支払サイトがやたらと長い得意先や、利益率が悪い得意先は一度検証して、場合によってはお断りする判断も必要です。


「仕事の質」に関しては、部下をサポートできる上司がいないことを表しているのでしょう。

例えば、「上司が突然退職した」とか、「突然病気になって休んでしまった」とか、「上司自身が忙しくて部下をフォローする余裕がない」とかです。

これも上記の撤退戦略を使って仕事の量を減らせば、カバーできる部分はあります。ただし、仕事の量が減っても、知識がない仕事はできませんから、分かる人が体系的に教えてあげる必要があります。

「この仕事をするために必要な知識は、これとこれ」、みたいに分かる人が時間を作って教えてあげなければなりません。

もし誰も分かる人がいないというケースでしたら、その仕事からは撤退するべきでしょうね。


ストレスの対策といっても心の面だけではなく、現実の仕事を見直すことがないと問題解決にはならないと思いましたので、いくつかポイントを書いてみました。参考になれば幸いです。

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環境整備とは その3

2017.03.27(17:43) 1794

環境整備の説明として、礼儀・規律・清潔・整頓までお話をしました。残りは、衛生及び安全です。衛生及び安全は、先の4つが守られれば、自然とできますので、あまり強調する必要はありません。

ただし、食品を扱う会社ですと、衛生に気をつけなければなりませんし、メーカーでしたら安全にも気を配らなければなりません。そのあたりは臨機応変にしていただければよろしいかと思います。基本は、礼儀・規律・清潔・整頓をきちんと実施することによって、衛生・安全が自然にできるようになることです。

さて、個々の説明に入ります。衛生とは、健康を守ることです。環境整備においては、不衛生な箇所を無くすことだと考えてください。手洗い、うがいの慣行や、喫煙に関しての分煙などにも注意しましょう。

安全は、危険な行動をしないこと、危険な箇所を無くすことです。安全靴やヘルメットの着用が決められていたら、きちんと着用することが大切です。また、頭を打つような何か出っ張りがあるようでしたら、カバーをして「危険!」と表示して、注意を喚起してください。

車を使用する会社でしたら、道路交通法を守ることは当然ですが、車を発進するときや、駐車するときに急な動きをしないで、安全を確かめて動かすようにすると良いでしょう。スマホを見ながらの運転は厳禁ですね。

以上、環境整備について述べてきました。最後に環境整備の視点について説明をします。特に小売店や飲食店向けの話になります。

環境整備は、二つの視点があります。一つは御客様の視点。もう一つは従業員の視点です。

御客様の視点とは、「明日もこのお店に来たいと思ってもらえるようなお店になっているかどうか」という視点です。すなわち、御客様から見て、気持ちよいお店(環境)を提供できているかどうかを考えるということですね。これができていると思えるように環境整備を進めてください。

もう一つの視点は、従業員の視点です。これは、従業員が成果を上げられる環境になっているかどうかという視点です。従業員が成果を上がられる環境とは、「御客様に喜んでいただけるような仕事ができる環境」という意味です。従業員が気持ちよく働けるだけではなく、御客様が喜んでいただけるサービスが提供できるような環境になっているかどうかを見なければなりません。

環境整備を行うときには、こうした視点を考えながら、進めて行くことが大切です。

環境整備については、今回で終了します。ありがとうございました。

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