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高齢者と若い世代

2017.09.17(22:37) 1872

明日9月18日は、敬老の日ですか。不思議な祭日ですが、うちの息子は祖母にプレゼントをしていたので、こういう日があることが「老人を敬うきっかけ」にはなっているみたいです。

ところで、みなさんは平日の昼間に移動されたり、街やショッピングセンターへ行かれることはあまりないでしょうね。外に行かれるとしたら、お昼の食事どきか営業の方だと思うのです。普通、移動するとしたら、朝の通勤時間帯か、帰宅する夜ですよね。

私は家を事務所にして仕事をしていますし、通勤時間帯にあまり移動することがないので、昼間に移動することが多いのです。

そこで思うことは、昼間は高齢者が本当に多いです。

昼間の時間帯にバスや電車に乗ったり、ショッピングセンターへ行ったりすると、本当に高齢の方が多いですね。

以前は、女性の高齢の方は多く見かけていましたが、ここ数年は男性の高齢者の方を多く見ます(まぁ、私も若くはありませんが(笑))。

当たり前のように思われるかもしれませんが、25年や30年前では、平日の昼間に明らかに仕事をしていない男性を見かけるというのは、なかなかありませんでした。

随分、日本も変わりましたね。

これだけ高齢者がたくさんいるようになると、若いというだけで大変な宝を持っているということですよね。

若い人は自信を持ったらいいですよ!今の日本だったら、若いというだけでも大きなアドバンテージがあるので、いくらでも道がありますよ!!

私も若くないから書きますけどね(笑)、昼のバスやお店で”お年寄りばっかりのところ”を見たあとに、若い人を見かけたら、ホッとしますもん(笑)。

たぶん、定年退職した高齢者の方も同じように思っておられると思いますよ。

高齢者の方は、きっと若い人に会いたがっていると思います。

おそらく定年になった人で元気な人は、若い世代と会ったり、話せたりするような場所に行こうとするでしょうね。

それは仕事先やアルバイト先かもしれないし、趣味の集まりかもしれないし、ネットでのつながりかもしれません。あるいは飲食店とかですかね。

そして起業する人も増えるでしょうね。若い人を雇って、一緒に仕事をしたいという人も増えるでしょう。

若年層の人手不足と、たくさんいる高齢者をどのようにうまく活かしていくか、これらの答えを日本社会は出していかないといけませんね。



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1人当たりのGDP

2017.09.02(23:00) 1864

夏休みが終わり、学生は学校に行き出しているようです。

夏に様々なところへ旅行に行かれた方も多いでしょう。

さて、一般に「レジャー」と言われる「余暇」、「自由時間」を利用した娯楽、旅行、遊びなどですが、これらは貴族や富豪の占有でした。

みなさん、レジャーを一般市民を持つようになったのは、いつからだと思われますか?

ドラッカーによると、1914年以降だそうです。

ほんの100年前にはレジャー(余暇、自由時間)を持てたのは、貴族と富豪だけだったんですね。

生産性の向上によって、一般の人たちの可処分所得と購買力の大幅な増加がもたらされました。そして、教育と医療も向上したのです。

言葉を代えると、生産性が向上して、労働時間が短くなり、給料が上がり、豊かになっていったということですね。

ところで、日本はGDPでは世界第3位です。

でも、豊かさを実感している人は、少ないと思うのですね。私もそうです(笑)。

では、一人当たりのGDPは世界の中でどれくらいか、ご存知でしょうか?

IMFの2015年の資料によると、日本はなんと、世界27位です!

アメリカは、日本の1.5倍豊かです。日本より儲かってそうに見えない(笑)イギリス、フランスは、1.25倍豊かです。オーストラリアなんて、日本の倍近く豊かです。私が10年前くらいに行ったヨーロッパの国、ドイツ、オランダ、フィンランド、ノルウェーは、日本より豊かです。確かに行ってみた実感として、ビジネスマンの人はゆとりがあるように見えました。

日本より下の順位は、ロシアやポーランド、韓国、中国です。これらの国も10年前に行ってみて、「そうだろうな。」という実感があります。IMFのデータは、合っているのでしょう(笑)。

日本は、人口の多さで、ドイツ、フランス、イギリスよりGDPが大きく、世界3位のわけで、国民一人当たりは、27位でしかないということです。

日本人は、豊かになるためにGDPを増やす=生産性を上げていかなければなりません。

そのためには、社会人がもっと勉強して、新しい知識を学ぶ必要があります。

特にマネジメントは、「何となく知っている」人が多いでしょうから、しっかり学べば成果がかなり上がるはずです!

ぜひ、ドラッカーの著書を1冊だけではなく、何冊も学ぶことをお薦めします。


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生産年齢人口の割合をご存知ですか?

2017.07.04(14:54) 1832

みなさんは、日本の生産年齢人口(15歳~64歳)が全人口に占める割合はどれくらいだと思われますか?

総務省のデータによりますと、2015年で60.6%という数字になっています。

これ、凄い数字だと思いませんか?

そして、2020年、もうすぐですけど、そこでの推計値は、53%です!

つまり、数字的には、2020年、全人口の半分しか働く世代がいないというデータです。

そら、人手不足になりますよ。

この人口の推移から考えられることがありますね。

1.定年制は、間違いなく伸びる。
  65歳どころか、75歳までは行くのでは?

2.一生働き続けられる仕事を見つける必要性
  年金支給額は減らしていかざるを得ないので、年金に頼らない生き方が求められます。
  70歳、75歳になっても働ける仕事を見つけないといけないでしょう。
  また、二世帯、三世帯で協力しながら生きていくことも必要になるでしょうね。


ところで、こうした事実は脅威ではありますが、ビジネスにおいては機会と見るべきですね!

つまり、人口推移の予測データを見ながら、困る人のことを体系的に列挙してみるのです。

どのような人に、どのようなお困りごとが出てくるのか?

また、人々の考え方も徐々に変わっていきます。人々の趣向の変化にも注目して、事業をイノベーションしていく必要があります。

そういえば、お昼にデパートやスーパーのお中元売り場に行くと、お年寄りばかりです。昼の時間帯に生産年齢人口の人が行けないというのもありますが、おそらくお中元やお歳暮をする習慣が明確にあるのは、今の高齢者世帯でしょう。

それらの世代が亡くなったら、お中元やお歳暮をする人がほとんどいなくなると思われます。

そしたら、バレンタインデーの「自分チョコ」ではないですが、「自分お中元」や「トモ歳暮」みたいな何か若い世代に遊び心で中元、歳暮をするビジネスを考えるのも一つですよね。

既に始まっている未来を予測して、ビジネスの機会にしていくことが求められます。

感じている以上に高齢化は進んでいると思います。



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仕事には二つの時間軸が必要

2017.05.08(22:25) 1812

皆さまはゴールデンウイークをどう過ごされましたか?お仕事の方もいれば、旅行に行かれた方や、実家に帰られた方もいらっしゃるでしょうね。家でゆっくりしていた方も多いかと思います。

私は、東京に来ていた兄と秋葉原に行きましたけど、それ以外は家で仕事をしたり、阪神の試合をテレビ観戦したり(笑)していましたが、家族が入院するアクシデントがあって、あまり気が休まるときではありませんでした。

おかげさまで、今日退院をしましたけど、今週中に経過観察の検査があります。

病気は本当に嫌なものですが、人の愛を感じられるときでもありますね。

治療してくれる医師、看護してくれる看護師の方、看病してくれる家族、お見舞いをしてくれる人。

そして、こうした医療技術を残してくれた先人の智恵と汗と愛。それらのおかげで、多くの病気が克服されてきました。少し前だったら助からなかった病気もたくさんあるんだと思います。私の父が交通事故で亡くなったのは25年前ですが、今の医療技術だったら、助かったんじゃないかなと思います。

同時代の人を救いながら、後世にも救いの連鎖になっていく医療の仕事って、すごいし、有難いですね。

仕事は「今の問題解決」をするだけではなく、未来の問題解決の助けになることを同時にするのが理想なんでしょうね。

それは、「現在の社会における問題を解決すること」、あるいは「要求を満たすこと」と同時に、「未来への遺産を残していくこと」です。

”未来への遺産”とは、「次に続く若い人への教育や投資」であるし、「方法論(メソッド)を残し、伝えること」でもあるし、たとえ今は解決することができなくとも「問題解決への道筋を作っておくこと」です。

このように、仕事には、時間軸で二つの視点が必要なんだと思います。

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ポストドラッカーの時代 その5

2017.02.26(17:42) 1769

ピュアな人の世界や右脳人間の世界は、おそらくスピリチュアルな方へ行くのかなと思います。

少し前から人気の「パワースポット巡り」だとか、引き寄せの法則や、座禅に通う人などは、このスピリチュアルなトレンドの最初の部分なのではないかと推測しています。

スピリチュアルな傾向が強くなるというと、「宗教団体に入る人が増える」という意見があるかもしれませんが、私はそうではないと考えています。

どちらかというと、特定の宗教団体は流行らなくなるような気がしています(特に日本で)。

変な話ですが、宗教団体はスマホと競合しているような感じがします。分からないことや悩みがあれば、ググって調べますし、寂しいときには誰かと繋がってチャットもできます。YouTubeを観て笑ったり、音楽を聞いて気持ちがハイになったりすることもできます。

本来、信仰を大切なものにする宗教団体と、大量の情報をやり取りするスマホでは土俵が違います。

ただ、寄り添って(スマホを携帯していて)、学んだり、喜んだり、自己表現したりして、心のよりどころになっているところは競合しているのではないでしょうか。

それゆえ、宗教団体は人々に”スマホより”「大事な価値があるんだよ」と、「時間を使う価値があるんだよ」ということを説得できなければ、宗教から、段々人々が離れていくことになると思われるのです。


それで、ポスト資本主義社会においてスピリチュアルな傾向は、私の直観なのですが、”宗教”という分類されたものではなく、他の色々な学問も、要素も一緒になったものになるのではないかと思っています。

説明が難しいですが、「スピリチュアル」というものが単独で流行るということではなく、全てが統合されたものの底辺にスピリチュアル的なものが普通にあるような感じでしょうか。

別の言葉で言いますと、「精神性の高いものが求められていく」ということですね。人々は精神性の高い喜びを求めていきますし、企業は精神性が高くないと支持を受けにくくなるでしょう。


以上、簡単にポスト資本主義社会の考察を行いました。
ドラッカーに代わる、ドラッカーを超える経営理論の出現が待たれますね。

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ポストドラッカーの時代 その4

2017.02.25(23:27) 1768

それから、ソーシャルメディアの発達によって、企業の発信する広告宣伝の影響力が小さくなっていますね。

私事ですが、昔はゲーマーでした(笑)。最近は、時間がないのでほとんどできないのですが、昔は『ファミ通』という雑誌のクロスレビューという評価を見て、新しいゲームを買う参考にしていました。

しかし、この『ファミ通』の評価が全然当てにならなくて、自分がやって「最高だなー!」って思うゲームの評価が少し低かったり、『ファミ通』で評価が高いからやってみたら、「つまらないゲーム」ってこともあったのですね。

そしたら、最近はソーシャルメディアではありませんが、アマゾンの購入ページに評価が載っていまして、これが参考になります。評価している人が一人という場合は当てになりませんが、たくさんの人が評価していて、共通した不満などは、多くの人が感じるところなので参考になるんですね。

実際、ゲームを購入してやってみると、「あ、なるほど、このことか」みたいな感じで納得するのです。

企業の宣伝文句より、ソーシャルメディアや、ネット上の生の声の影響力が大きくなる傾向は、今後ますます強くなるでしょうね。

こうしたネット上の口コミ力や評価の力がどのように発展していくのか、まだ分かりませんが、広告宣伝が難しくなっているのは確かです。

つまらない製品やサービスを提供しても、すぐにバレて、ネット上にその評価が拡散し、データとして残りますので、当たり前のことに戻るのですが、企業は顧客が支持するものを、誠実に、まじめに提供していかなければならないのです。

企業は、ミッションや実際のマーケティング活動において、人々が共感する価値を提供して、人の幸福や生活の安定に貢献していることを認識してもらうことによって、売上を上げていくことになるでしょう。


ポスト資本主義社会、知識社会の二つ目の特徴は、あくまで予想ですが、創造的な社会であり、スピリチュアルな社会です。

なぜこのように思うかというと、人の消費がモノ消費から、コト消費へ移っていますよね。コト消費というのは、体験、思い出、人間関係などで、目に見えない価値なんですよね。

目に見えるモノから、目に見えないモノへの移行が起きているので、人が段々とピュアな方向へ進んでいるような気がするのです。

ダニエル・ピンクも『ハイコンセプト』の中で、人類の進化を、狩猟民、農民、ブルーカラー労働者など肉体を使う仕事から始まって、その後左脳を使うホワイトカラー労働者や企業幹部に進み、最終的に右脳を使うアーティストに至ると述べています。

そうなると、人類は右脳の段階に入ってくるのかなと思われるのですよね。

<続く>

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ポストドラッカーの時代 その3

2017.02.24(20:31) 1767

前回のブログでは、

A < 一倉定 < ドラッカー <   ☜ ココ

Dの部分ここに入る経営理論が今求められているということを述べました。

このDの部分に入る経営理論(マネジメント)、ポストドラッカーの経営理論は、まだ現れていません。

ただ、言えることが一つあります。

それは、ポストドラッカーの経営理論は、「反ドラッカーではないし、非ドラッカーでもない」ことです。

ドラッカー教授の経営理論を体系の軸にすえながら、それを発展させたものである
ことです。


では、ポストドラッカーの時代、ポスト資本主義社会、知識社会はどのような特徴があるでしょうか?

一つ目は、顧客(消費者)の価値観によって、企業が揺さぶられる時代です。そして、企業が発する広告宣伝の影響力が小さくなっていくでしょう。

ソーシャルメディアの発展によって、価値観や欲求を共有する消費者が、”ゆるいけど、決して侮れない”つながり(コミュニティ)を持っています。

何らかの理由で不評を買った企業の製品やサービスに対し、消費者がソーシャルメディアで不買を呼びかけて、実際に不買運動をしているというケースがありますよね。

そうしたソーシャルメディアによる意図的な呼びかけがだけではなく、”何にも考えていない”単なるつぶやきや写真投稿が、企業の業績に影響を与える時代になっています。

この呼びかけや、単なる発信が大きな力を持つ時には、共通の価値観を持った人の共感の連鎖というものがあります。

特に価値観に反することは、怒りを呼び、人の感情をかきたてるので、いっきに広がります。

それゆえ、企業は法律に違反しないことはもとより、道徳的、倫理的に反していないことも大切になりますし、身勝手なこと、汚いこと、コソコソと卑怯なことをしてもいけなくなるのです。

つまり、当たり前の正しさを実直に実行している企業が評価される時代なわけです。

裏表なく誠実で、綺麗な(笑)企業が勝ち残っていく時代なのです。

<続く>

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未来への提言
  1. 高齢者と若い世代(09/17)
  2. 1人当たりのGDP(09/02)
  3. 生産年齢人口の割合をご存知ですか?(07/04)
  4. 仕事には二つの時間軸が必要(05/08)
  5. ポストドラッカーの時代 その5(02/26)
  6. ポストドラッカーの時代 その4(02/25)
  7. ポストドラッカーの時代 その3(02/24)
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