FC2ブログ


タイトル画像

『鬼滅の刃』、新しい時代を創る作品

2020.03.02(17:04) 2341

鬼滅の刃

最近、新型コロナウイルスのことばかりをブログに書いていまして、たまには違うこと書こうと思います。

『鬼滅の刃』(きめつのやいば)という週刊少年ジャンプの作品を御存じでしょうか?

作者は、吾峠呼世晴(ごとうげ こよはる)さんという方です。私は、週刊少年ジャンプの漫画は全く読んでいないのですけど、アニメの第一部はアマゾンプライムにあったので、休日に少しずつ観て、昨日第一部を観終わりました。

この『鬼滅の刃』は小学生に大人気で、単行本が4000万部を超える作品だそうです。

私は、『鬼滅の刃』のアニメを観て、「新しい時代を創る作品が出て来たなぁ」と思ったのです。

このアニメでは、日本では使い古された言葉が出てきます。

例えば、「そんなものは男ではない!」と言ったり、「長男だから我慢できるけど」と言ったり、なかなか最近では聞かないようなセリフがバーン!と出てきます。

あるいは、この物語の底辺にあるのは、家族への愛と信頼なんですよね。家族を大切にする思いだとか、家族を守る気持ちが全面に出ています。

そして、家族への愛だけではなく、他の人への慈しみ、敵に対する慈しみにまでつながっています。

ただ単に悪い鬼を倒すという話ではなく、鬼になってしまった人への慈しみがあるアニメなのです。

こうした漫画やアニメが小学生に大人気になっているということは、小学生に対し必ず影響を与えますので、今の小学生の勇気や正義の基準になっていくように思います。私たちの世代が『巨人の星』や『タイガーマスク』に影響を受けたように(笑)。

残酷な描写もありますけど、それ以上に深みのある作品です。



  ⇧
ブログランキングから、このブログに来られる方がいらっしゃいます。
新しいご縁のために、あなたの愛でクリックをお願いします。

------------------------------------------------------------------
今年からコンサルティング料を無料にしました。
現代は世界が危機にある時です。
一緒に日本経済を、世界経済を救いませんか。
今は小さな光であっても、志があれば、その光は大きくなり、
あなたの会社によって救われる人が出るはずです。
経営をしていることに誇りを持ってください!

経営コンサルタント古賀光昭の公式サイト

何かご質問・ご相談がある方は、
問い合わせページから、お気軽にご連絡くださいね。
------------------------------------------------------------------

古賀光昭のビジネス教室



タイトル画像

『デスストランディング』の感想。 - 小島秀夫監督が後世に遺した啓蒙思想

2020.01.12(23:16) 2299

DEATH STRANDING®

発売から2か月が経って感想を述べるのは遅きに失した感がありますが、私が尊敬する小島秀夫監督が創作された『Death Stranding』(以下、デスストランディングと称します)について、感想を書いておきたいと思います(ネタバレはありません)。

『デスストランディング』は、コンシューマーゲーム、テレビゲームという分類される作品です。

しかし、私は小島秀夫監督という「啓蒙思想家」が、テレビゲームという媒体を通して、後世に遺した「啓蒙思想」だと思っています。

ロックやルソーやモンテスキューがいた啓蒙思想の時代には、本に残すことが自分の思想を表現し、後世に遺すことでした。

ジョンレノンは、音楽を通じて、愛と平和を唄いました。それは、ジョンの表現の手段がロックであり、音楽だったからです。

そして、小島秀夫監督は、ゲームを通じて、愛と平和を伝えたのだと思います。

少なくとも、私には単なるゲームだと思いませんでした。『デスストランディング』は、小島秀夫監督が”人々のために”創った作品だと私は感じています。

イエスキリストが生まれ変わって歌を唄ったら、ジョンレノンのようになり、イエスキリストの弟子が生まれ変わってゲームを創ったら、『デスストランディング』のようなゲームを創るような気がします。(^^)

ただ、『デスストランディング』は、簡単なゲームではありません。

エンターテインメントを目的とするゲームのように、ストレスを解消するような、そうしたゲームではありません。

まるで人生の歩みをゲームで体験するような「重荷を背負った」ゲームなのです。

道も簡単に歩けません。つまづきます。転びます(笑)。でも、ひたすら進んでいくゲームです。

そして、自分のためにした行為が、後から他の人のためになっていることを知ることができる仕組みがされています。

私は、小島秀夫監督が「それでええねん、自分のために頑張っていても。その頑張りが、知らない人を必ず助けているから」というメッセージを出しているような気がします。

現代のSNSの闇の部分に対し、もっと違う使い方があるのではないかというメッセージもあります。

我々は何を手に取り、それをどう使うかで、人を傷つけることもあれば、人を助けることもできる。だったら、いいことに使おうよ、というメッセージもあると私は思いました。

今までのゲームでは観たことがない美しい映像、ノーマン・リーダスを動かせる喜び、深いストーリーと人物など、恐ろしくレベルの高いゲームです。

普段ゲームをしない人ほど、ぜひプレイしてみてほしい作品です。



古賀光昭のビジネス教室



タイトル画像

クリスマスイブにすることは

2019.12.24(21:00) 2304




今日はクリスマスイブ。

日本ではバブルの頃からか、恋人同士が過ごす時みたいなことを言われることがあった。

変な話!

我が家では、夕刻に娘がケーキを買いに行くついでにジムへ寄るというので、私も一緒にジムへ行くことにした(笑)。

イブに「筋トレ」である!(笑)

さすがに今日のジムは人が少なかった。

普段の夜の三分の一くらいの人しかいない。

娘は人が少なくて良かったと言っていたが、私は、人が少なすぎてかえって落ちつかなかった(笑)。

筋トレを初めて一か月たっていないけれども、今まで着ていた服の肩回りと胸のあたりが窮屈になってきている。

筋肉は裏切らないのを実感(笑)。


さて、私はルームランナーの時だけウォークマンをして音楽を聴いている。

曲は、いつも『太陽にほえろ!』(笑)。

やっぱ、古いなぁ!(笑)


  ⇧
ブログランキングに参加しています。ひと手間かかりますけど、よろしければ、クリックをお願いします。

------------------------------------------------------------------
経営コンサルタント古賀光昭の公式サイト

ご縁を感じた方は、「古賀光昭の公式サイト」の
問い合わせページから、お気軽にご連絡ください。
ぜひ一緒に仕事をしましょう!
------------------------------------------------------------------

古賀光昭のビジネス教室



タイトル画像

ザ・ビートルズ『アビーロード』50周年記念リミックス版の全曲感想 6

2019.11.05(11:43) 2295

ザ・ビートルズ『アビーロード』50周年記念リミックス版の全曲感想の6です。今回が感想の最終回になります。



14.ゴールデン・スランバー Golden Slumbers

ここから、メドレーの後半になる。「1分31秒」の曲なので、未完成の作品のような響きがあるが、単独でもドラマチックであるし、心を揺さぶる曲になっている。ジョージ・マーティンのオーケストラのアレンジが上品で素晴らしい。『アビーロード』メドレーの格をこの1曲で上げているだろう。

ポールのピアノ弾き語りは、ビートルズ感動パターンの王道(笑)であるけれども、リンゴのドラムを合図にサビからのポールの力強いボーカルとメロディが圧巻である。たった「1分31秒」の曲でここまでドラマチックな曲に仕上がっているのが凄すぎる。

リミックス版は、オリジナルリマスター版に比べて、ポールのボーカルが前に出ているように思う。とても聴きやすいのでお薦め。


15.キャリー・ザット・ウェイト Carry That Weight

コーラスで、こんなにリンゴの声が目立つものがあったっけ?

リンゴがいい味を出して、『アビーロード』メドレーのクライマックスを演出している。

この曲にはジョンは参加していないらしい。最後のコーラスにはジョンも参加してほしかったなぁ。ジョンの分までリンゴが頑張っているということだろう。

『ユー・ネヴァー・ギヴ・ミー・ユア・マネー』のメロディを繰り返しているところは、悲しい響きに聞こえる。重荷を背負っていく悲しさなのか?

リミックス版とリマスター版の違いは大きく感じない。


16.ジ・エンド The End 

メドレーの最後を『ジ・エンド』で飾るところに、ポールのセンスが光る。詩もシンプルだけど、普遍的で素晴らしい。

この曲には、ジョンも参加したようだ。ギターソロでは、さすがジョンらしく、個性が一番際立っている。

リンゴのドラムソロ、ポール、ジョージ、そしてジョンのギターソロと、4人全員がソロを弾いてビートルが揃い踏みしたけれど、やっぱりここはポールが主役かな(笑)。

ポールが主導権を持っていたから、『アビーロード』という名盤ができあがった。未完成の曲を集め、それをメドレーにしたポールのアイディアは凄いし、それをトータルで良いアルバムにしたのは驚きだ。それとジョージ・マーティンの手腕も光っている。

当時、仮にジョンにやる気があって、ジョンが主導権を持っていても、『アビーロード』のようなアルバムを創ることはできなかったと思う。それは、ジョンがダメとかではなく、ジョンがポールとタイプが違うからである。

私が思うに、ジョンはメッセージを直情的にメロディに載せたり、時にはメッセージをユーモラスに、あるいは誰も思いつかないような作風で表現することがうまい。一方、ポールは、曲の構成を考えたり、アルバム全体のバランスを考えるのが得意だという印象だ。

戦争で例えるなら、「ジョン・レノンは戦術の天才、ポール・マッカートニーは戦略の天才」である。

アルバム全体を構想できる戦略家のポールが主導権を持っていたからこそ、『アビーロード』が整った。

でも、ロックバンドは人間の集合体である。

ザ・ビートルズの後期のリーダーがジョンからポールに代わっていくことで、複数の名盤が生まれた。しかし、同時にバンドのバランスが変わり、解散への道にもなった。これは、ポールのせいでビートルズが解散したということではなく、チームリーダーの変化が、パワーバランスの変化を呼び、バンドに揺らぎを起したのである。


ザ・ビートルズが解散して、『レット・イット・ビー』以降、ザ・ビートルズの新曲を聴けなくなった人類は、長い間、重荷をしょっていくことになった(Carry that weight,a long time)。

でも50年経ってリミックス版が出ることによって、オリジナル版とは違った新しい『アビーロード』が聴けるところに今来ている。

もう重荷を下ろすときだろう。

さぁ、日が昇る!(Here Comes The Sun)。一緒に行こう!(Come Together)。新しいビートルズがここにいる。

あなたが受ける愛は、あながた与えた愛に等しくなるのだ(The love you take is equal to the love you made)


ザ・ビートルズ『アビーロード』の全曲感想は、これでジ・エンド。



  ⇧
ブログランキングに参加しております。クリックを励みに頑張っております!
いつもありがとうございます!

古賀光昭のビジネス教室



タイトル画像

ザ・ビートルズ『アビーロード』50周年記念リミックス版の全曲感想 4

2019.11.02(00:18) 2294

ザ・ビートルズ『アビーロード』50周年記念リミックス版の全曲感想の4です。



11.ミーン・ミスター・マスタード  Mean Mr. Mustard

『アビーロード』を聴き始めた頃は、地味な割には好きな曲だった。でも、最近は滅多に聴くことがなかった。やはり、未完成な曲だし、メドレーを通して聴かないと成立しない曲なので聴かなかったのだと思う。

ポールがコーラスで一生懸命ジョンの曲を盛り上げようとしているように聞こえるのは思い違いだろうか。

リミックス版で音が格段に良くなって、聴きごたえはあると思う。それと、この曲のジョンの声はいい!

それにしても、CD版はメドレーの継ぎ目が「プチッ」って音が切れるのは困ったものだ。それだけで「LPの方が良かった」という人もいるだろうな。


12. ポリシーン・パン Polythene Pam

この曲も『ミーン・ミスター・マスタード』と同じで、昔は好きだったけど、最近は「イマイチ」だと思うようになった曲(笑)。ただし、『ミーン・ミスター・マスタード』と違って、リミックス版になって音がクリアになっても、やっぱり「イマイチ」(ごめんなさい)。

ジョンのメドレーパートで一番盛り上がるべき曲なのだが、力強いサウンドの割りには盛り上がりに欠ける。未完成な曲の限界か。

続くポールの曲『シー・ケイム・イン・スルー・ザ・バスルーム・ウィンドー』が最終的にドラマチックに盛り上げて『ポリシーン・パン』の未完成な部分を助けている。やはり、『アビーロード』はポールのアルバムなのである。


13.シー・ケイム・イン・スルー・ザ・バスルーム・ウィンドー
She Came in through the Bathroom Window 


先に述べたように、この曲がジョンのメドレーパートの未完成部分を救って、メドレーを劇的なものにしている。その上、ポールが凄いのは、続く『ゴールデン・スランバー』よりは、盛り上がりを抑えているところである。

つまり、ジョンのメドレーパートを盛り上がらして終わることは大事なのだが、B面の真ん中で頂点に達してはいけないのである。本当の大団円はその先にある。そのさじ加減ができるところがポールが凄すぎるところだ。

ボーカルはポールがいい意味で「かっこして」唄っている(笑)。簡単に唄えそうな曲だが、ポールのように「かっこよく」唄うのは難しいはず。

リミックス版ではポールの声にエコーが強くかかっているように聞こえる。その点はウイングスっぽい。



17.ハー・マジェスティ Her Majesty

次回で『アビーロード』の感想を終わる予定なので、最後に悪口を書くのは良くないと思い、ここで『ハー・マジェスティ』について書こうと思う。

『ハー・マジェスティ』は、『アビーロード』の中で好きではない3曲の内の1曲(笑)。

これは『アビーロード』に入れなくても良かったのではないか。ま、私の場合は、『ジ・エンド』で止めるので関係はないけど(笑)。


『アビーロード』の感想は次回が最終回


  ⇧
ブログランキングに参加しております。クリックを励みに頑張っております!
いつもありがとうございます!

古賀光昭のビジネス教室



タイトル画像

ザ・ビートルズ『アビーロード』50周年記念リミックス版の全曲感想 3

2019.11.01(00:02) 2293

ザ・ビートルズ『アビーロード』50周年記念リミックス版の全曲感想の3です。



7.ヒア・カムズ・ザ・サン  Here Comes the Sun

昔のLPではここからがB面であった。

私が若い頃はレコードを聴くときは、ヘッドフォンをつけずにステレオコンポの大音量で聴くことが多かったので、『アイ・ウォント・ユー』の強烈な余韻の後に、レコードをひっくり返してB面にステレオの針を落とすと、『ヒア・カムズ・ザ・サン』のキラキラとしたギターのイントロが始まり、後半のメドレーに続く期待感が高まる。

後期のジョージの作品は、哲学的、宗教的な曲が多い。それはそれで評価をすべきことである。しかし、『サムシング』、『ヒア・カムズ・ザ・サン』、そして『ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス』の3曲は、メロディ、サウンド共に頭二つぬけている。ロック史の金字塔である。

ジョージの才能がもっと早く花開いていたら、ビートルズは違うものになっただろうが、これはこれで歴史の必然だったのだろうと思う。

リミックス版は、サビのジョージの声が聞こえやすくなっている。

ジョンは参加していないらしいが、ジョージのギターとポールのベースとリンゴのドラムが完璧なアンサンブルを構成している。ビートルズの演奏の中ではトップクラスではないだろうか。


8.ビコーズ Because

いい曲なんだろうけど、あまり聴かなかった曲(笑)。なぜなら、悲しげな曲だから。ビートルズ最後のアルバムということと重ねて聴いてしまっていた感じがする。

でも今回のリミックス版は、ハーモニーの美しさが際立っており、悲しさが薄まっている(笑)。声が”前向きに”(笑)宇宙に広がっていくようなイメージだ。

ジョン、ポール、ジョージの合唱は、初期にも『イエス・イット・イズ』、『ジス・ボーイズ』があったけれども、『ビコーズ』はそれらよりもレベルが上がっている。後期で三人の合唱曲が『ビコーズ』だけしか聴けないのは、ファンにとってはもったいない話。逆に言えば、この曲は貴重だということだ。

『アビーロード』の中で、リミックス版によって改めて評価をし直した曲である。


9.ユー・ネヴァー・ギヴ・ミー・ユア・マネー
You Never Give Me Your Money


ザ・ビートルズの最後を飾るメドレー、「ザ・ロング・ワン」のスタートの曲。ジョンの『ハピネス・イズ・ウォーム・ガン』を聞いて感銘を受けたポールが、「俺にもできるぜ!」と言って作ったかのような作品。

ピアノのイントロにポールの独唱で始まるバラードは、ビートルズの大きな魅力である。ただし、このリミックス版の後半は、ウィングスのような感じだ。オリジナルのリマスター版ではそういう雰囲気はなかったので、私はオリジナルリマスター版を薦める。

ポール・マッカートニー、あるいはウィングスのファンには申し訳ないのだが、私はウイングスを含めソロになってからのポールの曲はあまり好きではない。理由は、曲に緊張感がないからである(ごめんなさい)。

ビートルズの時にはなんといってもジョンがいたので、緊張感が常にあったんだと思う。それに、ポールはジョンと曲作りしたり、演奏したり、唄ったりしているときが何よりも楽しかったのだろう。

『ユー・ネヴァー・ギヴ・ミー・ユア・マネー』のアウトテイクが2枚目のCDに入っているが、それがまさにソロになってからのポールの感じだった。オリジナルがビートルズ版、リミックスがウィングス寄り、アウトテイクがソロという感じか。


10.サンキング Sun King

『アビーロード』で好きではない3曲の内の1曲(笑)。

リミックス版では、各楽器の音が明瞭になっている。

ジョンのメドレーパートを徐々に盛り上げるために、無理やり『ミーン・ミスター・マスタード』の前に入れたのではないだろうか?ジョンのメドレーパートが2曲では申し訳ないというポールの気遣いだったのかもしれない。

『ユー・ネヴァー・ギヴ・ミー・ユア・マネー』から曲が途切れないように虫の声が最初に流れる。秋になって虫の声を聞くと、必ずこの曲を思い出す(笑)。虫の声が聞えたときに、「サン・キングや」と家族に言っても全然通じない(笑)。

長くなったので、続きは次回に


  ⇧
ブログランキングに参加しております。クリックを励みに頑張っております!
いつもありがとうございます!

古賀光昭のビジネス教室



タイトル画像

ザ・ビートルズ『アビーロード』50周年記念リミックス版の全曲感想 2

2019.10.31(00:10) 2292

ザ・ビートルズ『アビーロード』50周年記念リミックス版の全曲感想の2です。



4.オー!ダーリン Oh!Darling

ポールの作品のベスト10、あるいはベスト5に入ると思われる名曲。日本人はバラードが好きなのでバラードは知っているだろうけど、ビートルズファンでないと、この曲は知らないかもしれない。

ほとんどの人(プロのミュージシャンを含め)が、この曲をポールのような雰囲気で唄えないだろう。キーが高いのもあるが、哀愁のある歌の中に、グワッ!と盛り上がっていく強烈な野太いシャウトを入れていくのは至難の業だ。ビートルズの曲で唄うのが最も困難な曲だろう。

私は、ビートルズではジョンが一番唄のセンスがあると思っている。だが、さすがに『オー!ダーリン』はポールでないと無理だろう。この曲とボーカルを聴いたとき、ジョージはもちろん、ジョンも嫉妬したと思う。

詩の内容では、ダーリンをジョンだと読み替えると、ポールがジョンに懸命に呼びかけているように聞こえる。

リミックス版では、リマスター版と全体的には違いを感じにくいが、ボーカルとコーラスが聴きやすくなっているので、こちらの方がお薦めだ。


5.オクトパス・ガーデン Octopus's Garden

前曲の『オー!ダーリン』と次の『アイ・ウォント・ユー』が強烈過ぎるので(笑)、間にリンゴ・スターの優しい唄を挟んで、ほっとする時間を作ったのだろう。アルバム『リボルバー』で、『ヒア・ゼア・アンド・エブリィフェア』の後に『イエローサブマリン』を入れていた方法である。激しい曲を続けなかったのは、正解だと思う。

リミックス版では、ギターとドラムの音が分かりやすくなっている。

私事で恐縮だが、私の娘が『アビーロード』で一番好きな曲が『オクトパス・ガーデン』である(笑)。


6.アイ・ウォント・ユー I Want You (She's so heavy)

ザ・ビートルズのファンで、かつポール・マッカートニーが一番好きな人は、嫌いな曲だと思う(笑)。私はどちらかというとジョンよりで、この曲は好きな曲である。バンドを組んでいた時にカバーをしたかったが、ポール好きのメンバーに反対された曲でもある(笑)。

曲の雰囲気やジョンのボーカルはもちろんいいが、何と言っても後半のインストゥルメンタル部分がいい!アウトテイクでは、インストゥルメンタル部分にオルガンが鳴りまくっている。オリジナルには入っていないが、これは入れなくて正解だと思う。オルガンが目立ち過ぎるとビートルズではない感じがするからである。

『アイ・ウォント・ユー』では、リミックス版とリマスター版の違いはあまり感じない。『アイ・ウォント・ユー』に限らずリミックス版全体に言えることだが、声や音はリマスター版よりクリアに聞こえる。それは同時に、今まであまり聞こえていなかった音がより聞こえるので、人によってはガチャガチャしているように聞こえたり、「バランスが悪くなった」と感じたりするだろう。

ただし一度リミックス版を聴いてしまうと、リマスター版がこもって聞こえる。悩ましいところだ。

長くなったので、B面は次回に


  ⇧
ブログランキングに参加しております。クリックを励みに頑張っております!
いつもありがとうございます!

古賀光昭のビジネス教室



趣味的なお話し
  1. 『鬼滅の刃』、新しい時代を創る作品(03/02)
  2. 『デスストランディング』の感想。 - 小島秀夫監督が後世に遺した啓蒙思想(01/12)
  3. クリスマスイブにすることは(12/24)
  4. ザ・ビートルズ『アビーロード』50周年記念リミックス版の全曲感想 6(11/05)
  5. ザ・ビートルズ『アビーロード』50周年記念リミックス版の全曲感想 4(11/02)
  6. ザ・ビートルズ『アビーロード』50周年記念リミックス版の全曲感想 3(11/01)
  7. ザ・ビートルズ『アビーロード』50周年記念リミックス版の全曲感想 2(10/31)
次のページ
次のページ