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『ハーバード日本史教室』を読んで 2

2017.11.20(20:31) 1920

昨日の続きで、『ハーバード日本史教室』(佐藤智恵著、中公新書クラレ)を読んで思ったことを書きます。



ハーバード大学経営大学院では、「トルーマンと原爆」について教えている授業があるそうです。

その中では学生に「広島と長崎に原爆投下を決断したトルーマンのその決断は人道的に正しかったかどうか」を議論するようです。

トルーマンは原爆投下の正当化に3つの原則を使用しています。

一つだけ紹介しますが、それは「功利主義」です。これはトルーマンのアドバイザーでもあったイギリスのチャーチルの考え方でもあるのですが、「戦争における最大の思いやりは、戦争を早く終わらせることなのだから、原爆投下は人道的に正しい決断だ」というものです。

何を言ってんねん!

どんな理由であっても、非戦闘員を無差別に殺戮することを正当化するようなものはありません!

こうした考え方の根底には日本人(黄色人種)に対する人種差別があったのでしょう。

私は人種差別なんて、人間として低いレベルの話だなぁと思うのですが、第二次世界大戦(大東亜戦争)前までは、アジアでは普通に植民地がありましたからね。日本以外のほとんどの国は、白人の国(イギリス、フランス、アメリカ、オランダ)に植民地にされていました。まだその時代の人が生きているくらい最近のことですからね。

他にもハーバード大学の授業には言いたいことはありますが、やめておきます。

でも、日本の歴史を正しく海外に伝えるには、日本人が分かりやすく歴史の勘所を発信しないといけないのでしょう。

新渡戸稲造さんの『武士道』のような名著が数多く出るといいですね!




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『ハーバード日本史教室』を読んで 1

2017.11.19(21:51) 1919

『ハーバード日本史教室』(佐藤智恵著、中公新書クラレ)を読んでみました。



ハーバード大学での日本史の授業があるということで、どのようなことが教えられているのかという興味深いタイトルです。

内容は、右側(思想的に)の人も、左側の人も納得できないものだと思いました(笑)。でも、日本人で、あまり日本史を知らない人には、新鮮な内容だと思います。

また、ハーバード大学で日本史についてどんなことを教えているのかを知るのは、日本史を別の視点から考える材料として有益なのかなと思いました。

このブログでは2点だけお話します。

アルバート・クレイグ教授という方がいて、明治維新の主役は、大久保利通と木戸孝允であり、西郷隆盛と坂本龍馬は脇役だというコメントがありました。

これも一つの考え方ですよね。ただし、私は、明治維新は誰が主役というよりも、それぞれの人物や環境(時代)が”役割”を果たしたものだと考えています。

西郷隆盛は幕府を倒すという役割です。坂本龍馬は長州と薩摩を結びつける役割を果たしています。そして脱藩して藩の枠を超えることで後から来る人への勇気の元になっています。

また、大久保利通や木戸孝允は、日本の近代化の道を作る役割です。

そして、人が活躍するには、「活躍するに適した時代」も必要です。

ある人物が時代の流れを作る面もありますが、それは特殊ケースであり、本当の大きな流れはもっとたくさんの人や教育や自然現象などが積み重なってできるものだと思います。

だから、誰が主役とかではなく、時代があり、そこで各々が役割を果たしたのだと私は考えています。その人の使命の違いですね。

歴史には、有名ではない人も、きっとその役割を果たしているものだと思います。教科書に出ていない人でも偉い人はたくさんいたでしょうし、名前が残っていなくても明治維新に貢献した人もたくさんいるはずです。

私はそんな風に考えています。長くなりましたので、もう一つは次回に。




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好きな曲 『Don't Let Me Down』

2017.11.18(23:08) 1918

私は中学生の頃からのザ・ビートルズのファンですけど、「Don't Let Me Down」(ドント・レット・ミー・ダウン)という曲が好きです。

正規版では、アルバムに収録されていなかったので、 『パストマスターズ 2』に入っています。



はっきりとしたことは分かりませんが、収録されているテイクはスタジオライブ一発録音のように聞こえます。それだけ、ザ・ビートルズの生演奏が凄いということですね。

ポールマッカートニーのベースとコーラス、ジョージハリソンのギター、リンゴのドラム、ビリープレストンのエレクトリックピアノのどれもが素晴らしいですが、何といっても凄いのはジョンレノンのボーカルでしょう。

曲では、”Don't Let Me Down”というフレーズを何度も繰り返しているのですけど、同じようには唄わず、聞き入ってしまいます。


たぶん、他の人がこの曲を唄うと「普通の曲」、「何でもない曲」に聞こえると思います。

それか、たとえが下品ですが、”トイレで苦しんで叫んでいるような歌”(笑)になると思います。


それだけ、あの哀愁があり、かつ力強く歌えるジョンレノンのセンスの高さ、ボーカリストとしての力量の高さに驚かされます。

ザ・ビートルズのメンバーが、まじめに力を合わせて演奏をしたら、すごい曲ができるという好例ですね!





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給料を上げられない会社がするべきこと

2017.11.16(23:52) 1917

ニュースなどで人手不足という言葉をよく目にします。

そういえば、来年4月の新卒者の6割が内定を辞退したというニュースもありました。売り手市場なので、より良い条件の会社に内定者が移っているのでしょう。

今の日本は、仕事を選びながら、いつでも就職できる環境になりつつあるのかもしれません

私も求人サイトを少し見てみました。

しかし、給料は安いですね。

私は管理系のマネジャーの仕事で見たんですけど、年収ベースで「安いなぁ」と思いました。

こんなことを書くと経営者の方に怒られますが、求職者に経営者レベルのスペックを求めているのにも関わらず、給与はそれほど良くないのです(具体的に書くのは控えます)。

雇う側は、ものすごく高いレベルを求めているんですけど、それに見合う給料は出せないというところなのでしょう。

日本はずっとデフレだったので、給料を安く抑えることが染みついているようです。

給料を上げられない会社は、とにかく会社の魅力を上げるしかありません。

会社の魅力を上げるには、経営者が魅力ある人になることが必要です。

では、経営者の魅力を上げるにはどうすれば良いのでしょうか?

それは、経営者が社員に対して愛の心を持ち、経営に対する知恵を備え、謙虚な姿勢で、かつ大きなビジョンを持っていることです。

人が情熱を注げるビジョンを持っていて、そのビジョンを実行する意志のあるリーダーに人はついていきたいと思うはずです。

「こういうリーダーになりたい」と思われるなら、経営計画書を策定すると、その道しるべができます。

そのためには自己研鑽が必要ですが、これからの時代は単に金儲けがうまいというだけでは人心が離れ、長く成功しないでしょう。

社員が心からついていきたいと思うようなリーダーにならないと、経営が成り立たない時代に段々なってくると思います。

人手不足は、経営者にイノベーションを迫ることになります。




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人がつくったものは、遅かれ早かれ陳腐化する

2017.11.15(22:01) 1916

昨日のブログで、3年頑張って成果が出ない時には、努力の方向性を変えるのを検討した方が良いというお話をしました。

これは経営についても同じで、ドラッカーによれば、イノベーションに優れた会社は、ほぼ三年ごとにすべての製品、プロセス、技術、サービス、市場を見直し、この製品やサービスをいま手がけていなかったとしてなお始めるかを問い、答えがノーであれば、どのようにして撤退するかを検討します(『実践する経営者』、P・F・ドラッカー著、ダイヤモンド社参照)。

なぜこうした考えをするかといいますと、製品、プロセス、技術、サービス、市場のすべてが陳腐化するからです。ドラッカーは、「人がつくったものは遅かれ早かれ陳腐化する」と述べています。

また、近年は陳腐化のスピードが早くなっています。

ですから、自社の製品やサービスに固執しないことが大切です。

自社の製品、技術やサービスが競合他社によって陳腐化する前に、体系的に廃棄することが必要です。

3年ごとに見直しは必要ですが、それだけではなく、毎月「売上高年計表」を見て、売上の傾向を見るようにしてください。

製品やサービスの陳腐化は、売上高年計表に現れると思いますので。




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石の上にも三年ではなく、六年?

2017.11.14(23:37) 1915

「石の上にも三年」という言葉がありますね。冷たい石の上でも3年座っていれば暖かくなってくるということで、辛抱強くやっていれば必ず成功するというたとえに使われています。

会社などでも、「3年は辛抱しろ」と、よく使われる言葉ではないでしょうか。

私が独立してからのことを振り返りますと、継続してやっていける基盤といいますか、何とかなるかなと思うのに6年はかかったと思います。

だから、「石の上にも三年」ではなく、六年ですね(笑)。倍です!(笑)。

いろいろなケースがありますのであくまで一つの目安ですが、6年やってみて、何も成果が上がらない場合は、努力の方向性が間違っているかもしれませんね。

行くべきではない方向で努力をしているということです。

ただし、6年やってみて、進路を変更すると、時間がだいぶ使ってしまいます。

どんな人も時間は有限で、貴重な財産です。6年辛抱するよりも、3年で振り返りをしてみた方がよろしいかもしれません。

「これが自分の一生の仕事だ」という確信がない場合は、3年頑張ってみて成果が上がらないようでしたら、ステージ(仕事をする場所)を変えるか、努力の方向性を変えるかをした方がいいと思います。

これは、大きなカテゴリーでくくると同じことでも、細部になると違ってくるということがあるのです。

たとえば、「人に何かを教えることをしたい」と思って、教員になったとしましょう。その人は教えることが好きでも、教える科目が自分の価値観にピッタリなものでないと苦しくなるのです。
本当は、日本の歴史を教えたいのだけど、仕方なく英語を教えているだとかですね。
あるいは、本当は社会人教育に関心があるのだけれども、今の仕事は受験生に数学を教えているということとかです。

このように大きなカテゴリーでは同じでも、仕事を細分化したら、やることは全然違うものになりますから、自分のステージや努力の方向性が合っているのかを振り返るのは大切なことなのです。

一つの区切りとして、3年で成果を見て、自分の価値観と仕事を振り返ると良いと思います。




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幸楽苑、1割の店舗を閉鎖

2017.11.13(18:34) 1914

「幸楽苑」(こうらくえん)という東証一部上場のラーメンチェーンが、全体の1割に当たる52店舗を閉鎖するというニュースがありました。

私は以前、このブログにて、幸楽苑のことについて書いたことがあります。

「言うのはタダの「リンガーハット」と「幸楽苑」の味」

その頃から、既に「危ないじゃないか」というところがあったのですけれども、今回の発表はそれを裏付けるものでした。

良くなかったのは、2点あります。

一つは、税別290円の中華そばを辞めたことです。これによって、看板料理がなくなりました。

スーパーは、毎日必ず特売品を出して、お客様の目を引き、店内に入ってもらう工夫をしています。幸楽苑の290円の中華そばは、その役割を果たしていました。

お客様も毎回安い中華そばだけではなく、とりあえず店に足を運んで、中華そばとギョーザを頼んだり、たまには他のラーメンを頼んだりというようにしていたと思うので、安い中華そばは魅力だったのです。まず、それがなくなったのが大きいですね。

次に、前回のブログで書いたように、突然味が落ちたんです。今回のニュースでネットでのコメントをサラッと読みましたけど、味が落ちたとか、美味しくなくなったというコメントが結構ありました。

何か食材をケチったのでしょう。看板商品がなくなり、同時に味が落ちたので、常連が離れたのだと思います。

私は、この幸楽苑の一連の流れを見て、「こんなことを創業者がするのかな?」と思ったんです。「会社を創業する人が、こんなレベルの経営のミスをするとは思えないな。」と思い、幸楽苑のHPを見ました。やはり、今は創業者の息子さんが社長で二代目のようです(若い方ではありません)。

たぶん社長は現場、お店にも行ってないのだろうし、自分のお店のラーメンを食べていないのでしょうね。最初の試食くらいはしているかもしれませんけどね。




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